知識の再生ではなく、思考プロセスを問う
昨年より思考・判断・表現を問う問題が増え、理数系科目を中心に平均点が大幅に低下しました。
公式や解き方の丸暗記では太刀打ちできないような問題が増えました。
机上の学びを超え、教科の枠を超え、主体的に興味をもって深堀していく「探求」の姿勢が必要となります。
例えば・・・
「連続する複数の問いにおいて、全問の答えとその後の問いの答えを組み合わせて解答させ、正答になる組み合わせが複数ある」連動型の問題も出題されました。
その他の特徴は
・問題文が長い・・・内容をおさえながら必要な情報を精緻に読み取る力が必要
・複数の文章や資料を提示・・・集めた情報を整理し、思考する力が必要
・見慣れない問題形式・・・さまざまな理式を関連付けて思考し、思考のプロセスを正確にたどる力が必要
このように共通テストは
日常を題材にした問題、見慣れない問題、初見の資料などに対して、知識を活用していかに思考・判断・表現できるかを問うています。
「社会人基礎力」を問うテストとも言えます。
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