今日の体重は 74.8kg 体脂肪率は 24.3% でした。
今日も楽しい中学1年生と授業しました。
相変わらずチンプンカンプンなこと言ってました。
方程式の利用問題で
「学年で153人います。女子が男子の80%です。男子は何人ですか?」という問題で・・・
私が「学年には2種類の生き物がいます。何と何でしょうか?」と聞くと
いつもの絶好調君が「アホと天才です!!」との解答・・・
は~これが中学1年生か~
しかし、今日の授業も1学期のころよりは良くなってきます。
2年生になるまでには何とか目途が立ちそうです。
今日教えてもらった良いお話は
《スッパイ葡萄》
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きつねが
山道を歩いてふと見ると
高いところ葡萄が生っていた。
きつねは
しばらくその葡萄をみて
とってやろうとジャンプしたが
ぜんぜん届かない。
何度やっても届かない。
すると
きつねは
「あの葡萄(ブドウ)は
酸っぱいんだ」
と言って諦めた。
ふらふら歩くと
栗の木があり
ちょっと高いところに
実がなっていた。
きつねは近づいてみたが
高くて簡単に取れそうにないので
「あの栗は苦いんだ」
と言って栗を諦めた。
よろよろと歩くと
今度は柿の木をみつけた。
やはり
ちょっとだけ高いところに
実がなっていた。
きつねは見ただけで近づきもせず
「あの柿は渋いんだ」
と言って柿を諦めた。
そうして
季節は冬になった。
もう
葡萄も栗も柿もない。
あのとき
もう少しがんばって
果実を取るんだったと
後悔したがあとの祭り。
きつねは
最後の力を振り絞り
なんとか自分の巣穴に戻った。
巣穴の奥をふと見ると
向こうにおいしそうな
イモがいっぱい積んで
あるのが見えた。
しかし
寒さと空腹感で
もう動く気力がない。
それでもきつねは
少しずつ奥の方に這って行った。
その時きつねはこう思った。
こんなところにイモが
あるわけがない。
これは夢に違いない。
寒さで夢を見ているのだ。
時は過ぎ春になった。
狩人が去年のうちに
穴の中に隠してイモを取りに
山にやってきた。
「あれ、こんなところにきつねがいる」
骨と皮だけになった
痩せたきつねは
山と積まれたイモの目の前で
死んでいた。
狩人は訳が分からず
なんども首をひねった。
「イモが目の前にあって
どうしてきつねは
餓死してしまったのだろう」
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これは、イソップ寓話の
スッパイブドウ(狐と葡萄)を
もとにちょっとつくりかえてみた。
自分も本音の欲求欲望を前に
スッパイぶどうにして
しまっていないだろうか?
結果が悪く、自信をなくし
自分には到底無理だと思い込み
どうせ、スッパイ、苦い、渋い
などと自分に言い聞かせ
妥協しては、いないだろうか?
その癖をなおさず人生を続けていたら
最後には目の前の簡単なことも
達成できない人間になってしまう。
目標を一旦決めたら
達成するまで絶対に
やめてはいけない。
敗者は
自分を変えず目標を変える。
勝者は
目標は変えず自分を変える。
「自分に目標を合わせる」
のではなく
「目標に自分を合わせる」
そうすれば
奇跡は必ず起きる。
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