今日の体重は 70.3kg 体脂肪率は 22.7% でした。
今日から春期講習がスタートです。
とはいっても、中学3年生が卒業して2学年だけなので中学生の講習も少ないし、
小学生も期間が短いので少ない・・・
経営的にはヤバいのですが例年通りなので「まっ、こんなもんでしょ!!」って感じです。
小学生も少ないのでジックリと指導できるので、この充実感は繁忙期では味わえない感じですね(笑)
経営的には良くないですが、1年間でこんな時期があっても良いと思います。
受験で忙しいながら実績を追い求める時期と指導者として改めて自分を振り返る時期
どちらも大切だと思います。
私の好きな時期です。
今日教えてもらった良いお話は
鍋洗いひとつみれば
その人の人格がわかる。
技術は人格の上に成り立つ者だから
あいつだったら間違いない。
(帝国ホテル村上総料理長)
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昨日50年に及ぶ料理人人生を
振り返った三國清三のYouTube
を観て心が熱くなった。
16歳中卒で札幌グランドホテルに
飛込みで皿洗い。
信頼を勝ち取り18歳で
帝国ホテル村上総料理長
当時料理界の神様への紹介状を
書いてもらって東京へ。
神様の初日の言葉は
「鍋でも洗ってもらおうか」
三國は
必死で来る日も来る日も鍋洗い
鍋の取っ手のネジまで外して
きれいに磨きあげた。
当時はオイルショック。
不況の中、帝国ホテルの
正社員希望者は多く
三國の順番は24番目。
三國はひたすら鍋を洗った。
味を覚えたかった。
先輩の味を盗むため
鍋を洗う前に
残ったタレやスープをなめた。
盗まれるのを嫌がりそうな先輩には
いちばん忙しいときに
キレイな鍋をサッと渡して瞬時になめた。
ひとは教わったことは忘れる。
でも
自分でつかみとったものは忘れない。
と三國は言う。
三國は
「2年、鍋洗いに徹した」
自分が正社員になれることを信じて
決して手を抜くことはなかった。
しかし
中途採用制度が23番目で
打ち切りになった。
24番目の三國の夢は断たれた。
さすがの三國もこの時は
「もうダメだ」と思った。
ただ最後に
思い残すことがないよう
帝国ホテルにある18のレストラン
全ての鍋をピカピカにしてやめよう
となにか自分の爪あとを残したいと
考えて上司に懇願した。
それから
3か月後三國は
神様、村上総料理長に呼ばれた。
「ああ、ついに来たな。クビかあ・・・」
そう思って、部屋に入ると
いきなりこう言われた。
「社長からねえ、600人の従業員の中で
いちばん腕がよくて、いちばん根性のあるひとを
スイス、ジュネーブの日本大使館の料理長に
推薦してくださいって頼まれた。
すぐに準備しなさい」
え?
それは
相談でも提案でもなく命令だった。
周囲の人は全て反対した。
そのとき
村上総料理長は
「鍋洗いひとつみれば、
その人の人格がわかる。
技術は人格の上に成り立つ者だから
あいつだったら間違いない」
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鍋洗いだけを
何年も出来る人はそういない。
出来たとしても
ただ鍋を洗っていたのでは
こんなことは起こりえない。
いくら
ピカピカにしたとしても
こうはならなかったと思う。
「本気の鍋洗い」
だったからこそ
神様が介入してくれたのだ。
三國は
いつも怒っていると言われる。
でも
三國はちがうと言う。
「僕は怒っているんじゃない。」
「僕はいつも真剣なんだ」
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