天然系が多いようです

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今日の体重は 73.8kg  体脂肪率は 23.9%  でした。

 

今日は中学1年生との授業でした。

英語の説明で、今日は「CAN」を指導しました。

疑問文や否定文も説明することになるので、BE動詞や一般動詞を復習しよと思い

「まずは You are Ken.を疑問文にします。

まずはこの文章のBe動詞は?」

と質問すると、「Kenです」と・・・みんな爆笑

で他の生徒にあてると「Youです」と・・・みんな爆笑

そしてここまできたら・・・とほかの生徒にあてると「Kenです」と・・・みんなポカーンと、そして激爆笑

今年の中学1年生はこんな感じです(笑)

ちょっと天然系が多いようですが大変楽しく授業してます。

ただ・・・授業は進みませんが(笑)

 

 

 

今日教えてもらった良いお話は

 

描き方を教えるのは簡単だ。
でも、大事なのは
自分で気づくことだ。
教えられることに慣れた人間は
自分だけの力で同じことが
できなくなっていく。
気づく目を持つには
対象物と徹底的に向き合う
時間が必要なんだ。
(ある美術大の講師の言葉)
——-
↑↑↑
これは4月から美大の学生に
なった男性が最初の課題で
円柱と四角柱を木炭で
ただ延々とデッサンする。
というもので
その時
1番最初に講師から言われた言葉。
そもそも絵の上手な美大生にとって
円柱と四角柱のデッサンなど朝飯前
ササッと書き終えるのだが、
講師はその場を立ち去り
ちっとも現れない。
なんと
9時間たった頃やっと現れ
生徒の絵を見て
「みなさん
ちょっと進め方が早すぎます」
という。
早いも何も
円柱と角柱睨めっこで
もう9時間も描いてる。
言ってる
意味がわからん。
先生が1人1人を
回り出してワンポイント
「ちょっと左に傾いてますね」
などという。
自分はまっすぐに描いてるつもり
絶対平行。自分の目にはそう見える。
なので、定規で測ると曲がっていた。
3mm。
自分の目には
その傾きが見えてなかった。
うむー、深いと思って
全体を見直し少しずつ
修正をはじめる。
するとだんだん整合されてくる。
描きはじめて
10時間ほど経ったところで
真打ちの先生が登場して
全体を見て言った。
「早すぎる」
10時間経って
「早すぎる」
どういうこっちゃ
と思ったがさっきのこともあるので
もう一度
円柱と角柱の対象物を観察し
自分の絵と比べてみた。
すると
ちがうちがう。
ぜんぜんちがう。
あそこ曲がってる。
あそこの長さ違う。
円柱じゃなくて
楕円形かも。
2mmぐらい。
明るさの差がおかしい。
テーブルの線の位置も違う。
もう違うところだらけになった。
数時間前には
もう何も修正する必要もない
完成だと思っていた
自分の絵なのに・・・。
となった。
学生はこの時こう感じた。
教えてもらうことは
簡単だったのだろうけれど
大事だったのは
今、自分で気づけたことだ。
そのために
12時間必要だった。
いや
まだまだ必要だけど。
でもとりあえずは
気づいた。
ほっとかれた時間に
意味があった。
すごい。
—–
どの分野でもそうだが
教えてもらうことは簡単
しかし、大事なのは
自分で気づけること。
今は
なるべく早く答えを得て
時間内に多くを処理して
効率よく学ぶことが
繰り返されている。
その前の
「見る」こと
「気づく」ことに
自力でたどり着くことが大事だ。
その過程で
観察力、想像力が身につく。
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