今日の体重は 74.1kg 体脂肪率は 24.0% でした。
今日も中学3年生はテスト前なのでシッカリとお勉強していました。
5時半には既に来ていて9時半までの間に授業を受けたり、自習したりと良い感じで勉強していました。
この雰囲気を他の学年も見習ってくれたら良いのですが・・・
やはりそのような仕組みや工夫をしないといけないですよね。
私の責任ですね!!
何かアイディア考えます!!
今日教えてもらった良いお話は
神さまはうまいこと
デザインしてはるな。
(松下幸之助)
———-
昭和30年
松下幸之助60歳の頃の話
テレビの新製品を出すに先立ち
役員会が開かれた。
テレビ事業部の担当者が
5,6台の新しいデザインの
テレビを持ち込み
検討が始まった。
その中の1台のテレビを見た重役が
「なんや、このブタみたいなデザイン!」
それを聞いた担当者が
カチッ(怒
担当者にも言い分があるので
反論した。
「テレビというのは
ブラウン管がありますから
それに制限されどうしても
このようなデザインに
なってしまいます。」
それを
傍らで聞いていた幸之助は
こう言った。
「地球の人口は今何人や。
25,6億人おるのとちがうか。
それが
みな違った顔をしてるわな。
テレビも同じような大きさのなかで
部品もみな同じやけど
顔はみんな違うで。」
「神さまは、人間を
うまいことデザインしてはるな〜」
担当者は幸之助の
「神様はうまいこと・・・」の言葉に
頭を殴られたようなショック
と恥ずかしさを覚え
さっそくデザインを改め
改良を開始した。
—
「ブタみたいなデザイン」
と叱責されるのと
神様と同じように期待されるのと
どちらがやる気が出るか!
同じことを伝えるにしても
言い方一つで全然違う。
幸之助の立場なら
重役と一緒になって
「きみ、もっと良い
デザインを考えなさい」
と言ってもよかった。
怒るほうが簡単だ。
もしくは
「きみでは役に立たんから
別の人間と代われ」
と言うこともできた。
天下の松下なら、優秀な社員は
たくさんいる。
探そうと思えば代わりの人間は
他にいくらでもいる。
しかし
幸之助は、決して
そのようなことは
言わなかった。
「もっと良いデザインを考えろ」
と言えば、たしかに部下は
それなりにやるするだろう。
しかし
自分から進んで考えることに比べたら
成果が数段落ちることは目に見えている。
いや
下手をすれば
面従腹背となるかもしれない。
幸之助が
上からものを言って
人を動かそうとしなかったのは
人間には誰にでも
豊かな潜在能力があり
この世の中でその人ならではの
独特な役割を果たすことが出来る。
尊い存在なんだという人間観に
基づいている。
その人間の無限価値を
引っ張り出すためには
今ここで自分が我慢する。
自分がもうひとつ努力する。
それによって
もっと優れた人材に育ってくれるだろう
という気持ちが幸之助の振る舞いの
根本にあったのだ。
部下を育てたいという真心があるから
本質的な解決につながる言葉が
出てくるのだろう。
人間の値打ちは言葉づかい。
相手の心を揺さぶり
本気にさせるような
言葉づかいが自然にできるよう
常に意識し身につける。
———–