独自の解法を諦め、やっと素直に

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今日の体重は 74.0kg  体脂肪率は 24.0%  でした。

 

今日も中学1年生と楽しい授業しました。

今日は乗法と除法、そしてその混ざった計算練習をしました。

「-」のつけ忘れはもちろんのこと、九九を間違える、0÷7=7とする、14÷14=0とする

などなど小学校の計算が不安定・・・

さらに分数同士の掛け算になると・・・本当に小学校で勉強しましたか??って感じです(笑)

さらに乗法と除法が混ざると大混乱(笑)

計算方法を指導しても独自の解法で突っ走る!!

何度直しても正解にならず、独自の解法を諦め、やっと素直に指導された解法で直す・・・すぐ正解する!!

そりゃそうさ!!解きやすい方法伝授してるんだもん!!

これを何度も繰り返して2年生になるころには素直に受け入れて聞くれるのでしょうね。

1年間頑張ります

 

 

 

今日教えてもらった良いお話は

私は小さかった頃
靴を脱ぎっぱなしにする癖が
ありました。
こういうときに
「何やってるんだ!」と叱ると
反発するか、泣き出すかに
なるでしょう。
これでは意識上のやりとりで
終わってしまって
無意識には入りません。
しかし、先代である父は
幼い私が何度同じことをしても
怒りませんでした。
満面の笑みをたたえて
私を呼んで「一緒に揃えよう」
と言うんです。
反発する気にもならないような
ものすごい笑顔でした。
それでニコニコとやっていました。
でも、私はまた翌日
同じことを繰り返します。
それでも怒らず、父は何度も
同じことを繰り返しました。
何十回あったかわかりませんが
そのうちに
『靴を脱ぎっぱなしにすると気持ちが悪い」
と自分で揃えるようになっていたんです。
これは、私の無意識に入るように
父が教えていたのだと思います。
繰り返すにしても
その都度怒ったりすると
相手も感情的になって
意識が邪魔をします。
そうすると、無意識には入らず
習慣を変えることはできないんです。
だから、父は
「毎日意識してやりなさい」
と教えるのではなく
私の無意識の部分に教え
習慣を変えさせようと
したのだと思います。
私が技を指導するときにも
潜在意識、無意識に教えるよう
心がけています。
たとえば、本当は左足が前なのに
ついつい右足が出てしまう人もいます。
「左足が前です」と厳しく注意するよりも
「こうですね」と一緒に動いて指摘する
だけに留めた方がしっかりと直るんです。
こうした指導の方が
手間はかかりますが
トータルで見ると効率がよく
確実です。
(藤平信一:心身統一合氣道)
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子どもを怒っても変わらない。
怒ってしまうと意識が邪魔して
無意識に入らなくなる。
無意識が変わらないので
子どもは、又同じことを繰り返す。
これは大人でも一緒だし
自分自身に対しても同じだ。
成功は、習慣の産物であり
習慣とは無意識のことだから
成功したければ意識ではなく
無意識を変えなければならない。
事実、実験でも
無意識は意識よりも0.35秒先に
働いていることがわかっている。
つまり
人間は指を動かそうとするとき
自分で指を動かすぞと意識して動かして
いると思っているけれど、実はその決定
を下しているのは無意識で0.35秒後に
「自分が決めた」と意識している
ということになる。
とにかく
無意識を変えないとすべての努力は水の泡
信一先生のお父さんのように
ニコニコ笑顔で出来るまで何度でも反復しよう
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