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ん?12時間??

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今日の体重は 70.1kg でした。
体脂肪率は 22.7%
今日も朝から夏期講習!!
ふと気づいたことが・・・
夏期講習の一コマは90分です。
で、今年度の私のスケジュールは
朝2コマ
昼3コマ
夜3コマ
90分×8コマ=720分!!
ん??12時間??
ううっ、疲れが出てきた(笑)
熱を測ったら体調が悪くなる人のように
自分の労働時間を確認すると疲れが出てきました(笑)
さて40日もつかな???
今日は何とか無事に終われそうです
良かった良かった
今日教えてもらった良いお話は
芝居には傍役(わきやく)というものがある。
傍役はいうまでもなく、
主役のそばにいて主役のためにいる役である。
その勤めは主役と共に芝居の運行をつくっていくのだが
また主役を補佐したり、主役をひきたてるためにもある。
「あたり前だ。わかりきったことを言うな」
とお叱りにならないでいただきたい。
しかし、なぜ私がこんなわかりきったことを書いたかというと
我々は我々自身の人生ではいつも主役のつもりでいるからだ。
たしかにどんな人だってその人の人生という舞台では主役である。
そして自分の人生に登場する他人はみなそれぞれの場所で
自分の人生の傍役のつもりでいる。
だが胸に手を当てて一寸、考えてみると
自分の人生では主役の我々も他人の人生では傍役になっている。
たとえば、あなたの女房の人生で
あなたは彼女の重要な傍役である。
あなたの友人の人生にとって、
あなたは決して主人公(ヒーロー)ではない。
傍をつめる存在なのだ。
「あたり前じゃないか。またくだらんことを言うのか」
とまたお叱りを受けるかもしれない。
だが人間、悲しいもので、
このあたり前のことをつい忘れ勝ちなものだ。
たとえば我々は自分の女房の人生のなかでは
傍役である身分を忘れて
まるで主役づらをして振舞っていはしないか。
5、6年前、あまりに遅きに失したのであるが
女房をみているうちに不意にこの事に気がつき
「俺・・・お前の人生にとって傍役だったんだなァ」
と思わず素頓狂な声をあげた。
「何が、ですか」女房は何もわからず
怪訝(けげん)な顔をした。
「いや、何でもない」 気づいたことを言っては
損すると思ったからそれ以上は黙った。
しかし、私はまるでこれが世紀の大発見のような
気がして日記にそっと書きつけておいたほどである。
以後、女房にムッとしたり腹がたつ時があっても、
「この人のワキヤク、ワキヤク」
と呪文のように呟くことにしている。
すると何となくその時の身の処し方が決まるような気がする。
夜、眠れぬ時死んだ友人たちの顔を思いだし
俺はあの男の人生で傍役だったんだな、と考え
いい傍役だったかどうかを考えたりする。
もちろん、女房の人生の傍役としても良かったか
どうかをぼんやり思索もしてみる。
(遠藤周作エッセイ「私は傍役」より)
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