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定着しないので困ってます・・・

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今日の体重は 72.9kg でした。
体脂肪率は 23.1%
今日も中学生1年生の保護者から問い合わせの連絡がありました。
テストの結果を見てやはり自力での学習は難しいと判断されたようです。
最近、中学から通塾してくれる生徒さんは・・・
なかなか難しいです。
まず、勉強習慣がついていない。
だから集中力がない。宿題をしない。答えだけを求める。
単なる作業でしかない状態です(笑)
学校の授業の形式が今の生徒にはあっていないのではないかな?????
丸付けが答えだけ書く生徒がほとんどです。
これで勉強になっているとは思えませんが・・・
塾で何とかしたのですが、やはり学校の信頼度は大きく
なかなか私たちの指導が定着しないので困っています。
やはり子供の学力を上げるには学校が変わることが一番ですが・・・
無理でしょうね・・・・
今日教えてもらった良いお話は
わかっていてもできないのが人間ではないですか。
(千利休)
むかし昔のその昔、ある人が 「茶道とは何ですか」 と尋ねました。
それに対し千利休は、
1. 茶は服のよきように点て
2. 炭は湯の沸くように置き
3. 花は野にあるように生け
4. 夏は涼しく冬暖かに
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも傘の用意
7. 相客に心せよ
この”七則”がすべてです。
と応えました。
すると尋ねた人は怒って
「そんなことくらい、赤子でもわかっております」
と言いました。
すると千利休は
「わかっていてもできないのが人間ではないですか。
あなたが本当にできるならば、私があなたの弟子になりましょう」
と言ったとのこと。
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私は、茶道を全く知りませんので、
本当のところは何もわかりませんが
利休七則は、ビジネスにも日常生活においても
大切な考え方であるような感じがします。
どういう意味か調べてみました!
1. 茶は服のよきように点て
小休止して、たばこやお茶を飲むことを「一服する」と言いますが
「服のよきよう」とは、飲む人にとって良い加減であるということ。
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※「三献の茶」のエピソード
(石田三成が豊臣秀吉に初めて出会った際に出したお茶のことです)
秀吉が鷹狩りの帰りに、汗をかいたので寺に立ち寄り、お茶を頼みました。
対応した小性は、まず大きな茶碗にぬるいお茶をなみなみ入れて出しました。
喉の乾いていた秀吉は、それを一気に飲み干し、もう一杯頼みます。
すると二杯目は先ほどよりも少し熱いお茶を茶碗に半分ほど、
三杯目は小さな茶碗に熱いお茶を入れて出しました。
相手の様子を見て、その欲するものを出す、という細やかな心配りに
感心した秀吉はこの小性を城につれて帰り家来にしました。
その小性こそ、石田三成である。
というエピソードです。
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自分なりに最高だと思う自己満足のお茶ではなく、
その時・その場所での相手の気持ちを察し、
よくよく考え、工夫することが大切!
ということを第一則でおっしゃっています。
2. 炭は湯の沸くように置き
茶の湯では、湯を沸かすための火加減と、湯の沸き加減に
特に気を配らなければなりませんので、
第二則は、「準備・段取りの重要性」ですね
本番はコントロールできない。コントロールできるのは準備だけ。
3. 花は野にあるように生け
裏千家茶道教科書から引用します。
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「花は野にあるように」というのですから、
これは野に生えている花をそっくりそのまま持ち帰り、
それを花活けに入れたらいいとも考えられそうですが、
それではお茶になりません。
利休は、確かに自然に生える花こそ美しい、
尊いのだとは言っておりますが、自然の持つ個性の美しさ、
その生命の尊さをわずか一輪の花においてそれを表現するところに
茶の花としての本当の意味があると言っているのです。
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花の命は短く、今日出会った花と再びめぐりあうことはない。
人との出会いも、まさに「一期一会」この瞬間はたった一度きりのもの。
だからこそ、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをする。
という感じなのでは・・・。
4. 夏は涼しく冬暖かに
現代であれば、エアコンなどで室内の温度・湿度を
快適に保つことになりますが、昔はそんなものはありませんので、
暑さ寒さをしのぐために目や耳、五感で「涼」や「暖」を
感じさせるような演出を工夫しなさい。ということのようです。
5. 刻限は早めに
心に余裕がないと、自分のことで一杯一杯になってしまい
人を優しく思いやったりする所まで気が回らなくなります。
そんな状態で、「心のこもった接客」をするというのは無理ですね!
「刻限は早めに」 の意味は、自分の中の時計の針を、常に少し進めておくことで
心にゆとりを持ってお客様に接しましょう! ということのようです。
また、江戸時代、「時どろぼう」は十両の罪などと言われており、
当時、十両盗むと死罪だったそうです。
お客様の命と同じくらい大事な時間をお預かりしている。
という認識と時間は返すことができない。
時間泥棒だけは絶対しない。という気持ちで!
6. 降らずとも傘の用意
お客様に対しての心遣い、お客様に対する思いやりを表しています。
つまり、不測の事態を想定して準備しておくということですね!
レストランでしたら、お客様がソースで服を汚してしまったとか、
お子様が転んで擦りむいたとか・・・
せっかくの楽しい時間が台無しにならないような準備をし
「備えあれば憂いなし」といった感じです。
7. 相客に心せよ
「相客」 は同席したお客様のことを指します。 
つまり、同じ場所に居合わせたお客様同士が、互いに気遣い、尊敬し合い、
共に楽しいひと時を過ごせるよう、思いやる心を持つように、ということです。
1〜6則までは、主人→お客様への心遣いで、
7則は、お客様どうし、お客様⇔お客様への思いやりでした。
一つ一つ奥が深いですね!
すべて「心」についてです。
カタチだけきちんとしていても、
心がなければ空っぽ。
空っぽの仕事は空しいですし、絶対したくないですね!