危険な小学生

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今日の体重は 72.9kg でした。
体脂肪率は 22.7%
今日も夏期講習!!
私は午前中の小学生を主に担当しております。
今年度は珍しく塾外生の申し込みが多くなっております。
その生徒の中に危険な小学2年生が・・・・
「クラスに生徒が28人います。男子が16人です。女子は何人でしょう?」
というシンプルな問題・・・・ですが・・・
「28+16=44  44人」
と解答!!
うーーん・・・とりあえず聞いてみました。
私:「この問題は何を答える問題??」
生徒:「・・・・」
私:「クラスの人数は?」
生徒「・・・・」
私「男子の人数は?」
生徒:「・・・」
困ったもんだ(笑)
しかもこんな小学2年生が2名(笑)(笑)
このまま放置しておくと本当にヤバいですね。
最近は本当に早めに対処した方がよさそうです。
放置しておくと「もう僕勉強しない」って言いだしますよ。
今日の良いお話は
知ってることと出来ていることにはずいぶん開きがあり、
知識と行動のギャップを埋めるのは、難しいですし面倒ですね!
知っていても実行できない理由は大きく3つです。
1:情報過多
2:消極的否定的思考
3:フォローアップの欠如
この3つの実行できない理由を克服するためのカギは、
「間を置いた反復」
そう!
「一にも、二にも、三にも、繰り返すこと、間を置いた反復です!」
何度も何度もアイディア(考え)に接する。
何度も何度もくり返し聴く、読む、書くことが
実行に移すカギになります。
では、知っているのに、実行できない、行動に移せない3つの理由
一つ目は「情報過多」です。
単に「知る」だけであれば、情報はたくさんあったほうがいいかもしれませんが、
実行するためであれば、情報がたくさんあると混乱してマイナスに働きます。
・多くの本を読むより少数の本を完全にマスターするほうがいい。
・大量の情報に触れるより焦点をしぼった情報に取り組むべき。
・多くのことを一、二度学ぶより、少ないことを何度も学ぶべき。
となります。
その2は、消極的否定的思考です。
「ネガティブフィルター」などと呼ばれていますが
例えば、本を読むとき、否定的に読んでしまうということです。
「確かにそうだけど……実際はそんなにうまくいかないのでは……」
「自分にはできない……」
「実践は難しい……」
というようにネガティブに思ってしまって、実行しないで、諦めてしまうことです。
「やっぱりできない……」というネガティブな感情の奥には、
「1回でできるようになれば……」という思いがあるからだそうです。
何事もそうですが1回で出来るようなことはありませんね!
最初から、10回20回30回100回は反復が必要だ!
と思ってやることが大事なようです。
段々気持ちが変わっていくことを
精神的浸透作用といい次のような段階があります。
1回目:拒否 「私の先入観と相いれないので、拒否する」
↓↓
2回目:抵抗 「うーん、わかるけど、受け入れられない」
↓↓
3回目:一部承認「いいと思うが、活用するのは控える」
↓↓
4回目:全面承認「確かに、私がこれまで考えてきたことと同じだ」
↓↓
5回目:部分的同化「今日、そのアイデアを使ってみた。素晴らしいものだ!」
↓↓
6回目:全面同化「昨日、そのアイデアを部下に教えた。言葉の真の意味で、このアイデアは今や自分のものになっている」
反復ですね!
最後は、フォローアップの欠如です。
どういうことかと言いますと
反復し続けていくことをサポートする仕組みが必要だということです。
「なぜ、ノウハウ本を実行できないのか—「わかる」を「できる」に変える本」
(ディック・ルー)には、フォローアップのプロセスとして、以下のことが挙げられています。
教える
↓↓
やって見せる
↓↓
それをやらせる
↓↓
見守る
↓↓
上達を褒める、または方向を変えさせる
↓↓
教える
↓↓
やって見せる
↓↓
それをやらせる
↓↓
見守る
↓↓
上達を褒める、または方向を変えさせる
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
(山本五十六)
の名言どおり、物事の習得までにはフォローアップの仕組みも必要ですね!
《まとめ》
知識と行動のギャップを埋めるのは、
知っていても実行できない3大理由
1:情報過多
2:消極的否定的思考
3:フォローアップの欠如
+「間を置いた反復」
「一にも、二にも、三にも、繰り返すこと、間を置いた反復!」