今日の体重は 73.0kg でした。
体脂肪率は 22.7%
最近、てきとうな理由で休む生徒さんが数名います。
「部活の大会があるから」という理由で8日間お休みの中3・・・
大会は2日間だけですが・・・
「塾があるのを忘れていて連絡入れたら、遅れたから休む」という中2・・・
ちなみに次の授業はお婆ちゃんの家に行くので休みました。
どちらもお休みしてからその振替えをしようとしない。
保護者の方が一生懸命働いて払ってくださっている授業料が無駄になっていると
思うと腹がたち、今日は激怒しておりました。
勉強は出来なくても、頑張ってくれたら嬉しいのですが・・・
これではね???
この辺を修正するのもお仕事の一環です。
頑張ります
今日の良いお話は
小学校中退から国民的人気作家になられた吉川英治さんは、
低学歴コンプレックスを強く持っていたそうです。
吉川さん自身もこう語っています。
ぼくは中学生時代の味を知らずに来た。
家庭の事情で望めなかったのである。
いま考えても、あんな悲しい思いはない。
小学校時代の旧友がみな中学服で通ってゆく。
ふと、道で会ったりすると、
少年労働者の身なりのぼくは、顔を赤くしてつい俯いた。
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このような生い立ちの吉川さんが人生について
次のようにおっしゃっています。
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「行き詰まりは展開の一歩である」
あなたが学生であれ、社会人であれ、
毎日の生活が順風満帆に進んでいるとき、
私たちの意識は自分には向けられない。
胃の調子がよいときは、
胃の存在がまったくきにならないのと同じだ。
ところが何らかの逆境に立たされたとき、
たとえば、自分はこうしたいのに世の中はそれを認めてくれないとか、
自分はそれをしたくないのに周りがそれを要求してくるとかいうとき、
自分の意識は自分に向かう。
(中略)
こうやって自己認識を深め、
自分の価値観(=自分の生き方の軸)を確立していく。
その価値観こそが外界に向かうエネルギーの源になる。
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良い事ばっかりの人生・・・も、悪い事ばっかりの人生…も存在しませんね!
どなたも「いい時期」と「悪い時期」を過ごしています。
そして、順調に物事が進んでいるいい時は、
意識は外に向いていて、自分には向けられておらず、
あらゆる存在を忘れてしまいがちです。
しかし・・・
「壁にぶつかる」「行き詰る」という状態になりますと
自分の意識は自分に向かい、初めて「考えを改め」ます。
例えば、
「病気になって、初めて自分の食生活を見直した。」とか、
「大失敗をして、初めて自分の仕事のしかたを改めた。」など・・・。
一度や二度ご経験があると思いますが、ホント行き詰まりは展開の一歩ですね!
では、「良いこと」と「悪いこと」についてもう少し掘り下げてみましょう!
以前ニューヨーク・タイムズに「良いこと」と「悪いこと」が
人間に与える作用について語った記事がのりました。
スタンフォード大学のクリフォード・ナス教授によると
「人は『良いこと』と『悪いこと』の情報を脳の違った部分で処理する」
「悪いこと」の情報は「良いこと」の情報に比べ、
より詳細に伝わり、その思考のための時間も多く割かれる。」
というものでした。
カンタンに言いますと
「悪いこと」の方が「良いこと」よりも強く人に作用する。
という話です。
実際、5000円を失った悔しさは、5000円を得た喜びよりも大きいですよね!
得したことは、すぐに忘れてしまいますが損したことは、ずぅーっと覚えています。
ある心理学者の研究によると、良い1日はその人の翌日に大きな影響を与えないが、
悪い1日は翌日にもその人の幸福感に影響を与える。
確かに、その通りですね!
また、こんな結果もあります。
人間関係を成功させるためには、良い交流5回に対し悪い交流1回。
この5対1の割合に満たない人間関係は失敗に終わる可能性が高い。
というものです。
悪い出来事は、良い出来事よりも人間関係に及ぼす影響が5倍も強い!
ですから、相手に良いことをするというよりも、
悪いことをしない方が何倍も重要になってくる。
という訳です。
良く繁盛店がなぜ流行っているかよく分からない・・・。
と言われるのは、特別なことをしている訳ではなく、
お客さんとの悪い交流を徹底して排除しているからだと言えます。
人間関係においても「悪いこと」は「良いこと」よりも強いようだ。
では何故、人にとって「悪いこと」は「良いこと」よりも強く作用するのでしょうか。
その答えは人間の生物としての本能の中にあります。
もし、悪いことをすぐに忘れ、また同じ失敗を繰り返すのなら、
その生物の生存は危ういからです。
生物は1日1日、毎日を生きていかなければならず、
どんな素晴らしい日々も、命を落とす出来事が起こる1日とは引き換えにはできません。
悪い1日は、それまでの素晴らしい日々を帳消しにしてしまうからです。
良い1日は悪い1日ほどの重要性が無いという事が体に沁みついている訳です。
なので、この特性から考えますと
「行き詰まりは歓迎すべき」
ということになります。
「行き詰って」こそ、はじめて自分に意識が向き、
自己成長させることが出来ます。
いや、「行き詰らない」と性根を変えることも、
「奥底」にある独特の発想も引き出せないのかもしれません。
吉川英治氏のおっしゃる通り
行き詰まりは展開の一歩!
「行き詰った」瞬間こそ、
自分を考え、変化成長の貴重な機会ですね