今日の体重は 73.0kg でした。
体脂肪率は 24.0%
現在小学4年生の生徒さんが国語の授業を受けてくださっております。
小学3年生の秋に入塾してくださいました。
入塾の理由は、国語が出来ないから・・・その時から大手の塾には通っていたのですが
国語を追加でツユム塾に来てくれるようになりました。
読む力はあるのですが、問題に対しての答え方や答えるべきポイントが少しずれていたんです。
この少しのズレっていうのも伝え方が難しく、
本人は間違っている感覚がないので困ったもんでした。
ところが現在では・・・
ちょっとレベルが上のテキストですがほとんど正解するようになりました。
素晴らしい成長です。
スピードもあり、まだ夏休み前なのにすでに小学4年の通年テキストが終わりそうです。
嬉しいですね~
これからもこのように喜ばれるよう頑張ります
今日の良いお話は
売りたい人の売りたいものと買いたい人の買いたいものとのズレ。
ほんのちょっとした差、微差が今後のビジネスの運命を大きく左右するようです。
元IBMのエンジニアで、世界屈指の未来学者としても知られるダ・ヴィンチ研究所の
トーマス・フレイ所長は、2030年までに、現在存在している仕事の50%が無くなる。
と断言しています。
そんな中、生き残れるものは、ズレ「微差」が「大差」になる前に手を打った
企業であり、人という事になります。
では、微差とはどういったことなのでしょうか?
微差は、意識してみますと日常の中にいっぱい転がっています。
例えば、今、飛行機は通路から埋まります。
私が20代の頃は、窓側の方に座っていましたが今は通路の方です。
ビジネスクラスですら、2列しかないのに通路から埋まってるんだそうです。
その理由は、トイレです。
なぜ、トイレなのかと言いますと50代以上のトイレに行きたくなる人たちが
飛行機を利用する割合が増えてきたからです。
今、映画は、落ち目ですが、歌舞伎は、流行っています。
歌舞伎は最初から中高年の方がお客さの中心だとわかっていますから、
20分ぐらいで休憩を入れます。なぜ20分で休憩かというと、
そう!トイレ休憩なんです。
一方、映画関係者は、50代以上の人が自分たちの産業を支えるようになる。
という時代の変化は、思いもよらなかったのでしょうから、
座席の配置など手は打っていません。
ですから、もし座席の真ん中あたりに座ったら、
トイレに立つときに「ちょっと〜、すみません」と言って行くのは嫌だなぁー
という顧客心理が映画館への足を遠のかせている訳です。
江戸時代から400年の歴史を持つ包丁屋でも、
昔と変わらず同じ包丁をつくって売っているようですが、
実は変わっているんです。
確かに刃の部分は変わっていませんが、
柄の部分は変わってきているんですね!
それは人間の手の大きさが変わってきているからです。
江戸時代の手の大きさと現代人の手の大きさは違っています。
食べ物が変わり、味覚が変わり、栄養素が変わっているから
身長も体重も変わって手の大きさも変わったわけです。
「江戸時代から400年続いた包丁はこれです!」と言っても、
使い勝手が悪かったらダメ!400年は続きません。
ですから、手の「微差」をとらえ商品を変えてこられたわけです。
「微差」は、身の回りにある些細なことですが、
実は時代の変化なのかもしれません。
自分たちのビジネスにどんな影響があるのだろうか?
ということを考える大切なヒントになるという訳です。
事実、時代の変化は、突然来るように思われますが、
みる人が見れば、5年10年15年前にすでに微差として
いっぱい出てきている訳です。
ですから、席の埋まり方、人気メニューの変化、持ち物や着ているものなど、
細かいところを見て、あれ、うちの商売のやり方を変えないとだめなんじゃないか、
と思った人、経営者が勝ち組、生き残り組という事になっています!
では、お客さんとのズレ・微差をどうやって発見したらいいのか?
それは、考え方を変えれば、とても簡単です。
自分が困ったことを意識すればいいわけです。
「自分が困っていることは他人も困っている。」
という法則です。
以前、ある雑誌の特集で一冊残らず完売した企画がありました。
それは、雑誌の編集長が朝、午前7時ごろスタッフを連れて銀座で食事しようと思っても
店が1軒もない!「6人でどこで食べたらいいのかわからない。困ったな〜」と言ったら、
スタッフの女の子が「私たちが困っているということは、銀座に来てるグループの人もみんな困ってますよ。
これ、特集にしたらどうですか」ということで、「困った銀座」という特集したら全部売り切れちゃった。
という訳です。
また、サラリーマンで一人暮らしの人は、困った経験があると思いますが
仕事で帰りが遅いとスーツをクリーニング店に持っていく時間が無い…。
クリーニング店は普通20時くらいに閉まってしまいますから、
残業が多いと平日には間に合いませんね。
そうなると休日にスーツをクリーニング店に預けるしかないのですが、
今度は取りに行く暇がない・・・。
そんな時、夜遅くでも宅配でスーツの受け渡しをしてもらえるサービスがあったら!
しかもクリーニング店に持参した場合と料金が変わらないとしたら!
これで、成功された会社もあります。
これから時代はお客様のマインドがどんどん変わっていきますから、
微差やズレがいっぱいあるわけです。
ですから、勝ち残るためには、売る人と買う人の
僅かなズレ「微差」を即キャッチして、
それを修正しないといけません。
今まで売れたものがこれからは売れない。
今までの成功例はこれからの失敗例になるということです。
「いつでも、どこでも、誰にでも」ではなく、
「今だけ、ここだけ、あなただけですよ」
と感じさせられるサービスが求められているように感じます。