今日の体重は 72.7kg でした。
体脂肪率は 23.1%
今日は塾内テストの見直しをしました。
今までは各自でするように指示していたのですが
見直しをしていたのはごく少数の生徒さんだけでした。
見直しを必要とする生徒さんの方がしていなかったので
今回から授業の中で見直しをするようにしました。
思いの他効果があったのは、間違えた問題をやり直しさせると
何問ケアレスミスがあったのかが実感できるところでした。
ほんとにミスが多い。
数学では計算ミスのオンパレード!
今回はミスの多さを実感してもらっただけでも意味がありました。
さー今後も頑張ります
今日の良いお話は
むかし、アメリカのデトロイトの小学校でおこった話です
「スティービーモリス君のお話」
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アメリカ、デトロイトの小学校で理科の授業中、
実験に使っていたマウスが逃げていなくなってしまった。
女性の教師は生徒たちにマウスを探させたが、一向に見つからない。
そこで教師は、生徒たちを席に着かせこう言った。
「これだけ探してもみつからなのなら、あとはモリス君にお願いしましょう」
それを聞いた生徒たちからは、なんであいつがという声が上がった。
教室はざわめき、生徒の一人は「モリスには無理です」と手をあげて言った。
実はモリスは目が不自由だったから。
そこで先生はこのように答えた。
「確かにモリス君は目が不自由です。
だからモリス君には無理だと皆さんは思うかもしれないけれど先生は知っています。
モリス君は目が不自由でも、神様から素晴らしい能力をもらっています。
聴力です。
それを生かせば必ずマウスを見つけてくれると先生は信じています。
モリス君、お願いできますか?」
それを聞いたモリスは、先生の言うように実際にマウスを見つけてしまったのである。
そのことをモリスは、日記にこう書き記している。
「あの日、あの時、僕は生まれ変わった。
先生はぼくの耳を神様がくれた耳と言ってほめてくれた。
ぼくはそれまで目が不自由なことを心の中で重荷に感じていた。
でも先生がほめてくれたことでぼくには大きな自信がついた」
このマウス事件から数十年。
神の耳を生かして音楽の世界に進んだスティービー・モリスは
シンガー・ソングライターとして鮮烈なデビューを果たす・・・・・。
スティービー・ワンダーという名で、
(22部門でグラミー賞を受賞)
デール・カーネギー著「人を動かす」で紹介
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「ない」ことに目を向けるのか、「ある」ことに目を向けるのか
「できないこと」に目を向けるのか、「できること」に目を向けるのか
人はどうしても「欠けている部分」、
「不完全な部分」が気になってしまいます。
欠けていたり不完全な部分があると、
それを完全な姿にしたくなってしまいます。
この先生が素晴らしいのは、欠けた部分、ないところではなく、
スティーヴィーがすばらしく鋭敏な耳、優れた聴覚の持ち主であるという
長所を見ていたというところですね!
目が不自由という欠点ばかり見ていたスティーヴィーが
すばらしい耳の持ち主だと認められたのは、生まれてはじめてのことであり、
そのことで、新しい人生がはじまった訳です。
自分の存在意義というのは、自分よりもむしろ他者からの指摘で気づかされるものかもしれませんね!
人を伸ばす一番の方法は、やはり「長所」を伸ばすことですね!
人間、好きなこと、得意なことをしているときほど、
能力は開発されます。
個人的に大変印象深いのは、先生の
「これだけ探して発見できないのなら、あとはモリス君にお願いしましょう!」
という言い方です。
「これだけ探して発見できないのなら・・・」
素晴らしい言葉ですね!
こんな言葉遣いが自然とできる先生は、ホント素晴らしいです。
このエピソードを紹介した先生は、
”我々は全ての生徒の可能性を見つけてそれを発揮するそのお手伝いをするところに使命がある”
とおっしゃっています。
自分では気づきにくい、自分独特に存在を気づかせてもらい、
認めてもらえたら嬉しいですね!
そうしたら、自分のなかに眠っていた才能を目覚める。
自分の周りの大切な人のいいところ!
発見してあげましょう