まさかの事態に・・・

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今日の体重は 72.3kg でした。
体脂肪率は 21.6%
今日は春期講習のテキストを発注したら・・・
来年度から新刊になるらしく増刷してないので品切れになっておりました・・・
まさかの事態に・・・
テキストがないなんて・・・・どうしたら良いのか???
今日は日中の間この問題の解決に頭を痛めました。
でも、考えてみると良いアイディアが浮かぶものです。
テキストを使うより良い方法が!!
困った方が良くなってしまう。これがツユム塾です。
でも疲れる(笑)
今日の良いお話は
講談師 一龍斉貞水さんは、講談界初の人間国宝で、
伝統和芸の達人です。
話りのプロ中のプロである貞水氏が、
人が人に話をする中で大切なことは何か?
著書の中で教えてくれています。
とても参考になると思いましたので、
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たとえば、前座のくせに名人のような話し方をする。
そういう講談師が高座に出てくると、途端に場が白けるのが分かります。
だから我々は、まず 「らしく」しなさい。「ぶる」んじゃないよ。
と必ず言うんです。
入門してまだ3年も経たない若い講談師が、
ちょっと天狗になった途端、名人になったかのように滔々とやり出す。
すると昔からのお客様なんかは良く分かってますからね。
「 何をやってるんだ、あの馬鹿やろうは 」 と、
席を立って廊下に出てっちゃったりして。
だから、そういうのが一番ダメなんだ、
ということを叩き込まれるところから、
我々の修行は始まります。
まず 「【らしく】しなさい。【ぶる】んじゃない」 と。
(心を揺さぶる語り方—人間国宝に話術を学ぶより)
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『らしく』しなさい、『ぶる』んじゃない
やはり、「本質」というのは、
どの業界でも、どんな仕事でも、
同じですね!
前座は前座らしくが一番いい。
真打を真似して、真打ぶってしゃべっても
お客さんからそっぽを向かれる。
真打ちのようなしゃべり方や名人のようなしゃべり方は、
本当に真打ちや名人になってからすればいいという訳です。
営業でも新人は新人らしくセールスするのが感じが良いですね!
ベテランのようなしゃべりは、お客さんに不信を感じさせてしまいます。
また、貞水さんは、「話をうまくする」ということは、
「人の心を動かせるように話す」ようにがんばるのではなく、
その話にふさわしい人間であるようにがんばるべき。
とおっしゃってます。
「道を伝えて、己を伝えず」
という感じですかね!
自分が提供している商品やサービス、技術が
お客様の問題解決にどう役立つのか?
そのことを新人は新人らしく伝える。
ベテランになれば、ベテランらしく伝える。
「その話にふさわしい人間であるようにがんばるべき。」
というのは、己、自分を伝えるのではなく、
役割にふさわしい人間であるように頑張りなさい!と
おっしゃっているのではないかと思います。
『らしく』しなさい、『ぶる』んじゃない
成功者らしく振舞ってもよいが、成功者ぶるのはダメ。
つまり、他の誰か成功した人を真似してぶるのはダメ。
という事ですね!
「らしく」する。ということは、
「自分が何者であるか」ということを
ちゃんとわきまえたうえで、理想の自分らしく振舞う。
目指す自分らしく頑張る。という事ではないかと感じました。
成功者らしくしなさい。ぶるんじゃない