恐怖の中3

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今日の体重は 71.6kg でした。
体脂肪率は 23.0%
今日は中3の授業でした。
受験対策で数学の小問を毎回練習しているのですが・・・
2+1/3の計算がいまだにできない生徒さんが・・・・2名(笑)
理屈がわかっていないのではなくて、毎回分母をはらってしまうのです。
つまり方程式の計算方法で処理してしまうんです。
しかも今日はなぜか6をかけていました・・・二人とも・・・(笑)恐怖の中3です
それにしても毎回分数の計算の処理を間違えるのには驚きです。
これが新・新人類なのでしょうか??
入試までにはなんとかしないとね。頑張ります
今日の良いお話は
ぼくは確信しているがコロンブスが幸福の絶頂にあったのは決してアメリカを発見したあとではない。
発見する3日前、乗組員達が絶望のあまりヨーロッパに引き返そうとしたその瞬間にこそ幸福はあったのだ
(ドストエフスキー著「白痴」)
幸福は、何かを手に入れたあとではなく、
手に入れようとする過程にある。
ということをドストエフスキーは述べています。
「アメリカ人の嫌いな食べ物ナンバーワン」に挙げられた豆腐を
20年かけて、全米に普及させた日本人がいます。
元森永乳業の社員で雲田康夫さん
「豆腐バカ 世界に挑む」
という本に汗と涙の奮闘ぶりが詳しく書かれています。
・大豆は家畜のエサ。それがアメリカの常識
・営業に回るとペットフード担当に通された。
・忙しさのあまり5ケースほど路上に置き忘れてしまい、
翌朝一番に現場へ行くと、朝霧の中にトーフが5ケース、誰も手をつけず、盗まれもせずに放置されてい。
・1992年のロサンゼルス暴動の折、トーフを扱ってくれていた韓国系スーパーが略奪の被害に。
それをテレビで知り、オーナーへ電話をすると「心配しなくていいよ」
「あなたのトーフは誰も手をつけなかったから」(笑)
人間が食べるものではないという食習慣。
路上に一晩放置しても誰も持って行かない。
略奪者にも見向きされない。
そんな中、雲田さんは考えうるあらゆる試みを実践します。
・土日も店頭に立ち試食会。
・豆腐と果物をミキサーにかけたトーフシェイクを考案。
・市民マラソンは豆腐の着ぐるみで走る。
・ミスター・トーフと名乗り、邦字新聞で豆腐戦記も連載。
などなど雲田さんは落ち込む暇なく、普及活動を続けます。
やがて大豆の医学的効用が着目され、追い風が吹きだし
流れが変わります。
そして、とうとうトーフはアメリカ人の日常食にまで
広めることができました。
雲田さん海外進出を考えている人に次のように言っています。
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「3年や5年でアメリカで物が売れるとは考えないこと。
10年間支援できないのなら進出してきてはいけない」
駐在員は、英語力よりも困難に立ち向かえる精神力の方が大事
アメリカへ送る駐在員を英語の能力で選ぶ企業が多いですが、
特に消費者に物を売る場合はこれは止めて欲しい。
英語ができてもビジネスができなければ、どうしようもない。
そんな事業は失敗が目に見えています。
英語の能力より、仕事に悩んで自殺しない人、
その国の人たちがどんなことを求めているのか柔軟に対応できる人、
情熱を持って仕事にチャレンジできる人。
きれいな英語は必要ないのです。ボディランゲージでも情熱が伝わればいいのです。
また送り出す側は、3年や5年でアメリカで物を売れるとは考えないことです。
10年間は金銭と心の面で支援する必要があります。
それができないのなら海外に進出してはいけません。
なぜなら3年ぐらいで失敗したと見なされては、
せっかく送り込まれた優秀な人が能力を埋められてしまいまうからです。
これは経営者に言いたい。
来た人には、これはアメリカにいる若い人にも伝えたいことですが、
自分に与えられた仕事は、10年間我慢して足下を掘ってみること。
たとえ10年後に水が出てこなくても、
10年間一所懸命に続けたものからは、何か得られるものがあります。
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