少し心配が・・・

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今日の体重は 71.9kg でした。
お腹がすいた・・・でも我慢
今日は中3の基礎クラスにおいていつもより少し難しい演習問題をして
みんなで得点公開をしました。
最近調子の良い生徒さんがいるのですが、この少し難しくなることが
彼女にとって大きなハードルになるのではないか?と懸念していたのですが・・・
見事に心配的中!!
大きく点数を落としてしまいました。
今まで勝っていた生徒さんにも負けてしまい、少し気落ちしていたようです。
でも、以前からタイプ的に少し難しくなるとやばいよ!
と、伝えていたので大丈夫。
今度がこの少しを乗り越えていけるようにアドバイスしておきました。
ナイスな問題選択でした!!
明日も頑張って仕事しようー
今日の良いお話は
その仕事の中心に、公明正大なものをおもちになっておられるかどうか。
「もうかったら得だ」「よけい収入があったら、それが幸いだ」
というような貧困な考えではいかんのではないかという感じがするんであります。
自分の力に相当した待遇というものを世間から受けることは、
堂々と受けて良いと思うんであります。
(松下幸之助)
松下幸之助の著書「成功のために大切なこと」の中に
「ある車夫」に感激した話が書いてあります。
昭和38年1月15日(68歳)大阪市の成人式で
お話をされた内容です。
「私が、ちょうど皆さんと同じ年配の頃に非常に感じたことがあるんです。
どういうことを感じたかと申しますと、大阪駅の前でありますが、
今から50年ほど前のことでありますから自動車はございません。
あの駅頭には、ずっと人力(車)が並んでおったんであります。・・・」
《話の内容は》
ある日、細かい車賃を持たない客が15銭の車賃を20銭くれた。
おつりを祝儀としてある青年に与えようとしました。
しかし、その青年は、そのお金の受け取りを拒絶し
おつりをしっかり返したという話なのですが、
それを聞いた松下幸之助氏は、いたく心を打たれたそうです。
***
松下:
その車夫は偉いと私は思うたんです。
たくさんの車夫のうちには、その五銭の、
いわゆる祝儀に属するようなものをもろうて
喜んでおる人もたくさんある。
しかし、その青年は十五銭の車代を二十銭もらうということは
許されないことだと感じたんでしょうね。
そこに私は、その青年の心の豊かさと申しますか、
偉さと申しますか、正しさというものがあろうかと思うんです。
十五銭のところを走って五銭余分にもらうということは、
一人前の男子として潔くない。そういう意味の金をとってはならない。
というようなところに、その車夫の青年の心意気があったとでも申しますか、
まあそういうことであった。
その人が後にえらい成功しはったんだと、
こういうことを聞いたのが、私の耳にこびりつきまして、
非常に私は感動をしたんであります。
***
このお話には、成功に大切な二つのことがあると思います。
一つは、「自分がした仕事以上にもらうと、いずれ困ることになる。」
もうひとつが「セルフイメージ」の問題です。
基本的に宇宙はバランスをとっていますから、
ふさわしくないものは、持ち続けることが
出来ないようになっています。
簡単にいいますと「ラクして稼げる」ということは無い!
ということですね!
ラクに稼いでいるように見える人はいますが、
実際、見えないところで相当の努力をしているのが実状です。
働いた分だけしか得られない!
という訳です。
ですから、15銭の仕事をして20銭もらうと
あとに必ず5銭失うことになる。
もしくは、以前損をしていて(5銭ぐらい失っていて)
ラッキーと思えているか・・・。
結局、余分は無く、時間的な範囲を広くすれば、
プラスとマイナスの収支が取れるようになっているという訳です。
15銭の仕事しかしていないのに5銭余分にもらおうとするならば、
これは後払いすることになる。結局は損を呼ぶことになるし、
この考えを続けていたら、やがて、困ることになるという訳です。
もうひとつがセルフイメージの問題です。
客がおつりはいい!と5銭多く払おうとした。
しかし、この車夫は5銭を断わりました。
車夫は一度断りますが、客はこう言いいます。
「いやもう、これはきみに祝儀にあげる」
すると、車夫は
「いや、それはいらない。
祝儀であっても、いりません。」
車夫は、この時どう感じていたのでしょう?
私たちはどんなときに、祝儀をあげるでしょうか。
簡単に考えますと次の二つです!
1:規定の料金以上の仕事をやってくれたとき。
それと
2:規定どうりの普通の仕事をしているが、
相手を弱いもの、同情すべきもの、と見ているとき。
この車夫は、当たり前のことを当たり前にしただけですから、
お客の祝儀は2番目のように感じられたのだと思います。
そんなお金をもらったら、自分のセルフイメージを下げてしまうことになる。
だから、キッパリ断ったのだと思います。
自分は若いけど一人前の車夫として働いているのに、
弱いもの、同情すべきもの、として客に見られた。
これを受け取ったら、自分は成功できない!
見下されることに甘んじていては、出世はできない。
だから、そんな祝儀はいらない。
といった気持ちだったのではと思います。
松下氏が心を打たれたのは、この2点だったようです。
もつ前にふさわしくなる努力を