授業見学

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今日の体重は 72.9kg でした。
最近ではマックスです
今日は、来年度中1の入塾希望者の方が授業見学に来てくださいました。
なんと、その妹さんは私の娘の同級生!!しっかり顔見知りでした。
中3の授業を見学していただいたのですが、授業が始まるといつものノリでしてしまい
見学していただいているのをすっかり忘れてしまってました。
で、楽しく授業をしてしまいました。
ちょっとアホっぽかったかも?
でも仕方ない、ツユム塾がこんな感じの楽しい授業なのですから・・・
こんなツユム塾ですが、どうか入塾してください(笑)
よろしくお願いいたします。
今日の良いお話は
できない理由を並べて成功した人はいない
やるなら決めよ 決めたら迷うな
(石川洋)
明治21年生まれで昭和43年80歳で亡くなられた
大石順教さんという女性のお坊様いらっしゃいます。
本名は「大石よね」と言い、11歳で京舞の名取りとなり、
芸妓への道を目指していました。
ところが明治38年17歳の時に、
ある事件に巻き込まれ、両腕を切断、
顔にも切り傷を受けてしまいました。
命だけは取り留めましたが、
彼女の人生は一変します。
見世物小屋で自身の姿を見せ、
小唄や長唄を謡いながら、
生計を立て、生活する日々。
たいへんな苦労の末、芸能界から身をひき、
あるお坊さんと縁あって口に筆をくわえて文字を書くことを習得。
口を使って描く「般若心経」が昭和30年日展に入選し、
33年、日本人として初めて世界身体障害者芸術協会の会員に選ばれました。
80歳で亡くなるまで身障者の社会復帰に、
その生涯を通じて力を注がれた方です。
そんな大石さんの身の回りのお世話をしていた方に
西野悦子さんという方がいました。
西野さんには片足のひざが曲がらないという障害があるのですが
ある日、お寺の座敷で西野さんがバランスを崩して転びました。
それを見ていた大石順教さんがこう言います。
「西野、おまえな、片足が悪いくらいでそんなに転んじゃいけないよ」
きびしいですね!
西野さんも好きで転んでしまうのではありません。
足が悪いので転んでしまった訳ですから、
大石さんに言い返します。
「転ばないで歩けっていうほうが無理ですよ」
そうしたら大石さんが、
「そんなら西野な、転ばんでも歩ける方法を教えてあげよう」
と言います。
西野さん:「???」
「どんな方法ですか?教えて下さい!」
そうしたら、大石さんがこう言いました。
「うん、あのな、一回しか言わんからな。
よう耳の穴ほじくって聞いときなさいや。」
「片足が悪いぐらいでも転ばないで歩ける方法。それはな、
西野、ええか、」
「悪い足を隠さないことだよ」
意味深い教えですね!
悪い足を隠そうとしなければ、転ばないで歩ける。
どういう意味なのでしょうか?
私自身、わかるようなわからない・・・
わからないけど、わかる。。。
といった感じですが
誰でも自分の欠点は、隠したくなります。
西野さんも片足の膝が曲がらないという障害を
あまり人に見られないようにして歩いていたのだと思います。
でも、そうやって隠そうとすると
もっと歩きにくくなる。
その結果、気を付けているようでも
転んでしまう。
他人の目など気にしないで、
ひざが曲がらないことをちゃんと見せて
歩いた方が歩きやすい!
人の目を気にして、歩くことに集中できていない!
常に、今やるべき大事なことに集中しないで、
別のことばかりに気を取られているから、
かえって転んでしまうだよ!
というようなことを大石さんは西野さんに教えたかったのでは・・・
「悪い足を隠さないことが、転ばずに歩ける方法」
自分の欠点が人に知れたら困るから隠そうとする!
だから、転んでしまう。
欠点があってもそれが今の自分なんだと素直に受け止めて、
その上でどう成功していくかを考える。
それが成功の土台ですね!