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教材の展示会に行ってきました

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今日の体重は 72.4kg でした。
最近食欲が旺盛で困っています
今日は午前中、ある教材会社の展示会に行ってきました。
ちょっと顔を出して帰るつもりが、
なかなか良い教材に出会ってしまい、
15分の滞在予定が1時間30分も滞在してしまいました!!
現在どうしようか検討中です。
その他にも悩むことが多くて禿げそうです
今日は中3受験生の基礎クラスの授業でした。
数学の小問の正解率が大分上がってきました。
さらに上昇させれる工夫を考えましょう
今日の良いお話は
恥をかきたくない人が恥をかく
(釈迦)
日本三大随筆のひとつ吉田兼好「徒然草」
その中の第150段に次のようなことが書かれています。
(原文は、理解困難のため現代訳で!)
***
芸事や稽古事を始めようとする人で
「下手なうちは人に隠しておこう。
こっそりと稽古をして、うまくなってから
人前に出て披露するのが恥をかかなくていい」
などと言う人がよくいるが、
こんなことを言う人はけっして
どんな芸も身につけることは出来ないものだ。
むしろ、まだ下手なうちからうまい人の中に混じって、
まわりからけなされたり笑われたりしても、
それを恥とはせずに、平気で受け流すようにしないといけない。
そうして、怠けず自己流にならずに、
長年の間稽古に励んでいるなら、
たとえ生まれつきの才能がなくても、
才能があるのに怠けている人よりも早く上達できるものだ。
そして、そういう人が最後には能力を飛躍的に伸ばして、
誰もが認める第一人者となるのである。
今でこそ天下の名人と言われているような人も、
最初は下手だと言われて、ひどい恥をかいたこともあったのである。
しかし、そんな人が、その道の決まり事を厳密に守り、
しきたりを重視して我流に流れないことによって、
世に名の知られた名人となって、
多くの人たちを教え導く立場についているのである。
このことは、どの芸事でも同じことである。
***
これは、今から700年ほど前の1330年、
鎌倉時代に書かれている訳ですが
この真理は今も全く変わっていませんね!
誰しもヘタクソなうちは人には見せたくない。
恥は出来ればかきたくない!
こっそり練習して、ある程度見られるようになってから
披露するのがカッコいい!!
美しく、要領よくこなしたいと思ってしまいますが
そう考えているうちは、なにも身につかない!
恥をかかなければ、人間的な成長は得られないという訳です。
ヘタクソな頃から、ベテランに混ざって、バカにされて笑われて、
大いに恥をかき、それでも逃げずに頑張っていれば、
特別な才能がなくても自然と上達できる。
また、道を踏み外したり、我流に固執することもないですむ。
「ホントその通りですね!」
そうして、環境を変えずに練習し続けていれば、
そういう態度をバカにしていた人たちを遙かに超えて、
達人になっていけるし、人間的にも成長するから
周囲からの尊敬も得られる。
「納得がいきますね!」
  
今では、その道の第一人者と言われている方々も
最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わったはずです。
それでもその人がその道のルールを守り、
我流に流されることなく正しく学び続けることで、
名人、超一流となって、今度は反対に
多くの人たちを教え導く立場につくことになる。
「このことは、芸事に限らず、どの分野でも同じですね!」
成功するためには、まず高い目標を設定し、
そのことが「当然」と思えている人たちがたくさんいる環境に身を置いて、
追求するレベル、要求されるレベルを高くし当たり前の基準あげる。
そして、たくさん恥をかいて、彼らを真似たり良いところを盗んだり、
教えを請いながら、成長のスピードを高め、そのことにふさわしい人間になる。
成功はこれしかない!