今日の体重は 71.2kg でした。
良い感じ。でも今夜飲みに行きたい
今日は中学生の体験に1名来てくださいました。
そこで保護者の方とお話していると なんとお母さんは中学時代の後輩
うーーん歳だねーーー
そういえば、先日の体験に来てくださった保護者の方に
「最近、同級生のお子さんが多いんですよ」
って、お話していたらそこに並んでいた4名全てが同級生のお子さんでした(笑)
みなさんのおかげでツユム塾は持ちこたえております。
ありがとうございます。
そして、期待に応えれるように努力します
今日の良いお話は
特別な技能や知識を獲得した人を「熟達者」と呼びますが
その熟達研究の第一人者であるアンダース・エリクソン氏は、
高いレベルのスキル、知識を身につけるためには、
最低10年は必要だと述べています。
氏は、チェス、ピアノ、バイオリン、水泳、テニスなど
世界的一流プレイヤーの研究を行なってきました。
その一つとして、ベルリンの音楽学校でバイオリニストの
レベルの差がどこから生まれるのかを調査しました。
世界レベルで活躍できそうな「最優秀グループ」
卒業して普通の学校の音楽の先生になる「普通グループ」
その中間の「優秀グループ」
「最優秀」「優秀」「普通」を
分かつものが何か?という研究です。
最も明確にレベル差は、18歳になるまでの
累積の練習量で、
「最優秀」は8,000時間
「優秀」は5,000時間、
「普通」は3,000時間の練習量でした。
「最優秀」と「優秀」は、入学する時点で、
3,000時間の違いがあることになります。
ですから、「優秀」は、「最優秀」に追いつくためには、
3,000時間を埋める練習量が必要になるという訳です。
実際、三つのレベルのバイオリニストたちの練習時間は、
週に50時間程度で同じでした。
土日も含めて、1日7時間。年間2,500時間。
「優秀」の人も「普通」の人も練習していますが
「最優秀」の人も同じように練習しています。
これでは、差は埋まりませんね!
「優秀」は1日10時間練習すれば、
3年で「最優秀」追いつける計算になります。
実際「集中の5000時間」といって、
1年間に5000時間1日14時間弱やると
上のレベルに変えることができると言われているそうです。
ホント凄い世界です。
それともう一つ大切なことで、練習量だけでなく
練習の質も大切であるとエリクソン氏は言及しています。
二流はできることを繰り返して練習するが、
一流はできないことをできるようになるための練習をする。
何ができて何ができていないのか、というフィードバックを
先生やコーチからもらいながら、力量を高めているというのが、
一流が行っている練習なのだそうです。
10年以上、趣味でゴルフやテニスを続けている人は
たくさんいらっしゃいますが多くの人はあるレベルに到達したら、
そのレベルを保つように最低限の練習しかしませんから結果もそのままです。
もちろん趣味ですからある程度のレベルで楽しめればよい訳ですが
それが仕事となりますとそれではよくありませんね!
たいていの仕事は、そこそこやっていてもそこそこ成り立ちます。
しかし、そのような仕事は、やはりそこそこの仕事にしかなっていないと思います。
プロフェッショナル、一流としての有能感を味わうためには、
高度なマインドセットが必要で、苦手な部分と向き合い、
それを克服する精神修行でもあるといえそうです。