今年最後の授業

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今日の体重は 71.0kg でした。
変わらない・・・・
今日は今年最後の授業でした。
最近中3の夜の授業が気合を感じなかったので最後に個別丸つけで対応しました。
案の定、気合の入った解答で無かったのでみんなやり直し・・・
が、しかし、内容は理解していたようで大半の生徒さんがすぐに終わりました。
そして今年の授業は終了です。
今年は新たなスタッフも加わり、生徒も増え、大変充実した一年間でした。
来年はさらに素晴らしい年になるように頑張ります。
もちろん、皆さんが受験で良い結果になるよう努力します。
今年一年間お世話になりました。
今日の良いお話は
人間は、だれでも、意識しているかしていないかは別として、
物質的富を増し、社会的名声を得ることに興味を持ち、
周囲の人にもっと愛され、尊敬されたいと願っている。
(ポールjマイヤー)
「人はそうなりたいと思っているものになる。」
この期待の法則とも呼ばれている人間の真理が
SMIの基本概念になっています。
こんな実話があります。
***
ある学校の卒業式の1週間前に
一人の不良学生が校長に呼び出された。
常日頃悪行を重ねていた学生は、
叱られるのを覚悟して、校長室のドアを叩いた。
「入れ」という威厳のある声と共に、
「鍵をかけなさい」といって鍵を渡しながら校長は、
自らカーテンを閉めた。
学生は逃げられないようにして殴られると観念した。
「腰をかけ給え」といいながら、
校長は、右に左にと歩きつつ、
「お前のいたずらは有名であり、他の先生の手もやき…云々」
と切り出した。
学生は「きたなあ…」と奥歯をかみしめて身構えた。
然しよくよく考えてみるに、君はお母さんを亡くし、
その後に来たお母さんにいじめられ、本当に可哀想だと
世間のうわさだが、大変だったなあ…。
思えば、そのうっ憤ばらしに、悪いと知りながら、
やった事であると私は思う。そうだな!
学生はうなずきつつ、胸の熱くなるのをおぼえた。
然し、ここでよく考えてみなさい、
今さらお母さんの死を悔いても仕方がない。
人間は、必ず死ぬ。
いずれの日か死ぬという人生を、今日一日を価値高く生きよと、
母の死は教えているのだ。
君のお母さんは、若くしてこの世を去ったが、
立派なお母さんだった。
君のお父さんが、“まま母”と、君との間に立って、
どれほど、気を遣い、心を痛めていられるかを考えたことがあるかい。
心から親孝行をすれば、どんなひどい“まま母”でも、
必ず感動するときが来る。
今、君が、すぐやるべきことは親孝行だ。
君は数多い卒業生の中で、将来大人物になる素質がある。
長年教育をやって来た私の立場から、それはよく判る。
だが一歩誤れば犯罪者にもなる。
今が大切な分岐点だ。
だから、これからは、本来の君に返り、
心を明るくして朗らかにし、清く正しくもつことを心がけ、
人の為、母の為になるように生きて欲しい。
とはいっても、すぐには出来ない。人間は転機が大切だ。
だから、卒業式を君の人生の転機としたらどうだ
学生は涙を流しながら、今までの悪行を詫び、
そしてこれほどまでに、自分のことを見ていてくれた校長先生に対し、
心より感動し、先生の為には命まで惜しくないと、教えに従うことを誓った。
それをみながら校長は
「そうか判ってくれたか、本当にありがとう。
やはり私の目に狂いはなかった。
さあ男は泣くんじゃない」
と、学生にハンカチを渡す校長がまた、涙、涙であった。
そして、最後に
「全校生の中に、君だけが大人物になる素質があり、
君の将来こそ、私の唯一の楽しみだ。
然し校長としての立場上、君だけ可愛がる訳にはいかないからこそ、
鍵をかけ、カーテンを閉めて、他人に判らないようにして話をしたのだ。
いいかい、男と男の約束だ。このことは絶対人に言うなよ
学生は卒業後、世間でも驚くほどの親孝行者となり、
勤勉努力し、校長の予言通り大会社の社長となった。
星霜幾十年、すでに白髪になった老校長を囲む会が、盛大に催された。
その席上、かつては不良学生だった社長が立って、
卒業1週間前の感動をそのままに、
「私はここで、男の約束を破る」と前置きし、
あの時の状況を語った。
「私の現在あるのは、あの時の校長先生の一言です。
もし、あの感動がなかったら、私はどうなっていた事でしょう」
と言って、涙ながらに挨拶しながら、先生のところへ駆け寄っていった。
これを聞いていた人々は、一瞬水を打ったような静けさになった。
そして、アッと驚きの顔を見合わせながら
「俺も言われた」「僕もだ」と驚きが感動の渦となって広がっていった。
思えば、ある人は喫茶店で、ある者は自宅に呼び出されながら、
所を変え、時を変えて、その少年の心の中にある“命”の力を引き出したのだ。
『人生山河ここにあり』より
***
成功はその置かれた境遇によって決まるのではなく、
その人の気持ち。つまり心構えによっています。
人間は、心の底から誰かに認められ、
期待されたとき、途方もない力、
はかり知れない力を発揮すること出来ます。
こんな校長先生に出会っていれば(笑)
と一瞬思いましたが、自分が校長先生になればいいんですね!
自分で自身に期待をし、言い聞かせ、信じる!
ですね