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光になりたい・・

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今日の体重は 69.8kg でした。
なぜ増える?って感じ
今日も冬期講習
中3の理科をしていると天体の内容の時に
ある中3生が「えっ光りになれば他の星に行けるんですよね?」という
意味のわからない質問から授業は脱線し、迷走してしまいました。
うーー良くわからん中3でした。
この生徒は今日は家の用事で夜の塾はお休みしました。クリスマスなので・・・・
光になったのかな?
今日の良いお話は
お客さんは「何をしてくれたか」は覚えていないかもしれない。
でも、「どんな気持ちにさせてくれたか」は決して忘れない。
(トニー・シェイ)
昨日、最近クライアントになられた方のお店に
ちょっと打ち合わせに伺いました。
車を降りて、準備をしていると
外で働いていたスタッフの方が仕事の手を止めて、
事務所入口のドアを開けて待っていました。
その方と目が合うと
「今日は風が強くて寒いですねー」
「あっ ありがとうございます」
中に入ると受付の方もさっと対応をしてくださりました。
用事が済んで帰るとき、
受付の女性は外まで見送りに出てこられ、
先ほどの男性スタッフは車が出やすいように
出口付近で合図してくださり、お二人とも深々と頭を下げ
身をもっての御身送りをして頂きました。
店を出て100m位走ったところでバックミラーを見ましたら、
深々と下げられた頭は、寒い中、まだそのままでした。
感動しながら、私はある記事のことを思い出しました。
それは、世界規模で展開しているコーヒーのチェーン店
「スターバックス」の創業者ハワード・シュルツのことです。
***
スターバックスは全世界で着々と店舗数を広げていき、
2000年、シュルツはCEOの座をジム・ドナルドに譲りました。
ところが、ドナルドは売上目標に固執し、
徹底的な売上至上主義に走ってしまいます。
例えば、温かいサンドイッチの販売を始めたのです。
そのため、スタバらしさの象徴である
「店内に一歩足を踏み入れた際の店員さんの笑顔と
ふんわりと漂ってくるコーヒーのいい香り」が、
スターバックスから消えてしまいました。
店員さんは、サンドイッチ作りで忙しくなり、
コーヒーの香りもサンドイッチの匂いに消されてしまったのです。
ただ儲けるためだけに、コーヒーとは無関係の
“ぬいぐるみ”が店頭に並べられたりもしました。
売上にこだわった結果、
スターバックスがそれまでに作り上げてきた、
コーヒーを第一とする「場」の空気が、壊されてしまったのです。
業績も悪化の一途をたどりました。
一時は、株価が8ドルまで下落し、
どん底の状況に陥ってしまいます。
スターバックスがにっちもさっちもいかなくなった2008年、
会長職に退いてたシュルツは、CEOとしてもう1度表舞台へと戻ってきました。
そして、復帰した彼が真っ先にやったことは、
アメリカ国内にあるスターバックス7100店舗
すべてを一時的に閉鎖することでした。
そして、店員に対してエスプレッソをいれるトレーニングを
徹底的に行なったのです。
要するに、スターバックスがやりたいことは何か、
スターバックスで働く人たちがやるべきことは何なのか、
何がスターバックスの場の空気を作り上げていたのか、
つまりスターバックスの原点を、もう一度考え直す時間を作ったのです。
2010年、スターバックスの収益は過去最高の107億ドルを記録しました。
営業利益も右肩上がりで、シュルツの手腕が改めて認められる結果となったのです。
シュルツはこう語っています。
「どんな企業でも逆境にあれば、
すぐに痛みを解消してくれるアイデアに飛びつきたくなるものだ。
しかし、会社を人生として考えてみると、
従うべき指針や核となるものには忠実でなければならない」
(「ありがとう」が人と会社を幸せにする)
***
会社、商店にとって売上や利益はとても大切です。
しかし、そればっかりに一生懸命になるうちに
どうしても人は方法論や手段に走ってしまい、
自分が何をやっているのかわからなくなってしまいます。
最初はきっちりと目的を持っていても、
困った状態が続くと、痛みを解消してくれる
アイデアに飛びつきたくなるものです。
目的と手段をはき違えてはいけませんね!
会社を大きくすることは手段であって、
目的ではありません。
自分の会社を大きくする目的のために
利用されたのではお客さんはいい迷惑です。
ドラッカー曰く
***
事業が何かを決めるのは顧客である。
社名や定款ではない。
顧客が満足する欲求が事業を決める。
事業の目的として有効な定義はただ一つである。
顧客を創造することである。
顧客は、神や自然や経済的な力によって創造されるのではない。
事業家によって創造される。
***
会社が伸びるかどうかは、全てお客さんが決めるものです。
お客が受け入れてくれれば会社は伸びるし、
受け入れてくれなければ衰退の一途をたどることになります。
つまり今売上不振の会社は、
「今のやり方は間違っている」
と教えてくれているという訳です。
これは個人も同じですね
自分の評価は自分が決めるのではなく、人が決めるもの!
最後に昨日のクライアントさんの今後が楽しみです。
といいますのは、以前にも同じようにご夫婦で深々と頭を下げ、
見えなくなるまで身送ってくださっていた会社がありました。
それから15年ある信用調査会社の調べで、
大分県NO.1の財務体質を持つ建設会社だと
太鼓判を押される会社になられたからです。
*たいへん長くなってしまいました
最後まで読んで頂きありがとうございます。