そろばん講座が安定してきました

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今日の体重は 70.4kg でした。
戻りつつある・・・頑張れ俺
11月から始めた幼稚園児対象のそろばん講座が落ちついてきました。
初日は私が不慣れなこともあり、生徒も初めてで妙なテンションでしたので落ち着きの無い状態でした。
実際そろばんをしない子もいました。
今日くらいになるとみんな頑張ってそろばんしてくれるようになりました。
良い感じです。
来月には2名ほど入塾のお問い合わせがあります。
さらに頑張らなくては・・・・
今日は整体に行ってきました。
腰がかなりヤバいらしい・・・
何回はぎっくり腰しました?って聞かれるような状態です。
ストレッチしよっと
今日の良いお話は
ローマ法王に米を食べさせた男
過疎の村を救ったスーパー公務員は、
何をしたか?
限界集落という言葉をご存知ですか?
過疎化が進み、65歳以上の高齢者が人口の50%以上を占め、
そのまま放置しておくと消滅してしまう可能性の高い集落のことを
「限界集落」というそうです。
日本の限界集落は増える一方でその数は今や1万カ所以上
若返りに成功した例はほとんど無し!
しかし、そんな限界集落で奇跡の復活をさせた
スーパー公務員がいらっしゃいます。
奇跡の仕掛け人は、
高野誠鮮(たかの じょうせん1955年生)
組長から高野さんが立て直しを任された村は、
石川県羽咋市の神子原村(みこはらむら)
人口500人、高齢化率57%
農家の年収は全国平均350万円に対し、
わずか87万円、まさに崖っぷちの集落。
立て直しに使える予算は、年間わずか60万円
普通でしたら月5万円でなにができる?
と「限界」を感じてしまいますが
高野さんは違っていました。
高野さんは、まず、村の若返りを図るために、
村への移住者を募集します。
空家になっている農家を移住希望者に安く貸し出すのですが、
お願いして村に来てもらうのではなくて、
「来たければ、どうぞ、ただし、村民が面接試験を行うので、
それに合格した場合にのみ移住を受け入れる」
というちょっと高飛車な戦略でした。
結果は、応募者が殺到し、
村民の厳しい面接をパスして移植した人達の定住率は
100%となったそうです。
次に、年収80万では、経済的にやっていけないので、
地元米をブランド化することを考えます。
それまでのJAにおんぶにだっこ状態を
直販して高く売ることを考えます。
高野さんの考えは、農家の為でしたが賛成は160軒中3軒だけ、
「そんなことが出来るものなら自分でやってみろ」
と言われ、高野さんは
「では私が米を売ったら皆さんで米を直売する会社を作ってください」
と約束を取りつけます。
高野さんは地名に目をつけます。
神子原を英語に訳すと、「the highlands where the son of God dwells」になる。
「サン・オブ・ゴッド」は「神の子」、神の子といえば、イエス・キリスト。
すると神子原は、キリストが住まう高原と翻訳できる。
ならば、キリスト教で最大の影響力がある人は誰か?
全世界で11億人を超える信者数がいるカトリックの
最高指導者であるローマ法王しかいない。
高野さんは、ローマ法王に直接「神子原米」を食べてみてもらえないか、
と手紙を書きます。
無しのつぶてであきらめかけていた頃、突然バチカン大使館から電話があり、
回答は、以下のような粋なものでした。
***
あなたがたの神子原は500人の小さな集落ですよね。
私たちバチカンは800人足らずの世界一小さな国なんです。
小さな村から小さな国への架け橋を私たちがさせていただきます。
***
かくして、神子原米はローマ法王への献上が認められ、
それがメディアにも取り上げられ、結果的1キロ850円
以前の3倍で売れるようになった訳です。
その後、高野さんはこの「神子原米」で日本酒を作り、
「ワインのような日本酒」として、
またまた世界ブランドにしてしまいました。
現在、村には高野さんが約束した通り株式会社が出来、
上記ブランド米やブランド酒の販売を
法人として手掛けるようになり、
村は活気を取り戻して限界集落から見事に抜け出したそうです。
高野さんやられたことは、
①補助金やJA依存を断ち切って、村の自主再建を目指したこと
②長所に目を向けブランド化し、世界を視野にしたこと。
そして、
③私利私欲ではなくて、一公務員として本分を守り、
純粋動機で村の再建に身を呈したこと。
があげられます。
高野さんの熱意と信念が、村民の共感とやる気を引き出し、
限界といわれ、滅びゆく村を自分たちで復活させる奇跡を実現させました。
こんな事実を聞かされますと
不可能なんかない、限界なんてない。
何事も成せばなるものだ、ということを改めて感じ、
非常に勇気づけられます。
人間の潜在能力はホント無限ですね!