BIG PAD故障

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今日の体重は 70.0kg でした。
もうすこし
昨日からBIG PADが故障しています。
修理していただいたのですがまだ不具合が・・・
明日も業者の方に来ていただかなくては・・・・
今日も体験に来て下さいました。
中学2年生でそこそこ出来る生徒さんでした。
勉強していないだけのようなので是非来ていただきたいです。
今日の良いお話は天寿を全うする者は、
人の本分を尽くすものなり。
(福沢諭吉)
松下幸之助さんの講演で、
「峠に茶屋あり」という
商売に対する心構えを説いたお話があります。
***
いつか何かの本に次のような話が載っていた。
むかし、むかし、ある人里離れた峠に、
1軒の古ぼけた茶屋があって、
ここに、一人のおばあさんが住んでいた。
このおばあさんは、いつも朝早くから起きて、
毎日キチンと店を開け、お茶を沸かして旅人のために準備を整え、
山越えしてくる旅人を待っていた。
旅人の来る日もあったし、来なんだ日もあった。
それでもおばあさんは、毎日キチンと店を開け、
キチンとお茶の用意をしていた。
そのうちに山越えをする旅人たちは、
知らず知らずのうちにこの茶店で休むのが一つの習慣となり、
ここで一休みするのを「小さな楽しみ」と感じるようになった。
おばあさんもまた、この旅人たちの求めに応えるかのように、
少々身体が悪くても店をあけ、お茶をわかすことを休まなかった。
 
だから、旅人たちは誰もがこの茶店をあてにし、
そしてその「あてがいつもはずれないこと」に
「安心と喜び」をおぼえ、
あばあさんは、みんなからとても「感謝」された、というのであります。
この話は、何でもない話なのだが、私は深い感銘を受けた。
このおばあさんの姿には「単にお茶を売ってお代を頂く」という以上の
「誠実な奉仕」の気持ちがあふれているようである。
言い換えれば、峠を上がり下りする旅人たちとの間に、
いわば「眼に見えない無言の契約」が取り交わされていて、
その契約を果たすために、毎日、誠実に奉仕しているという感じがするのである。
お茶を売って金を儲けるということだけから見れば、
この茶店はおばあさんの単なる暮らしの手段に過ぎず、
だから旅人たちと別に何の約束もしていないのだから、
自分の都合が悪ければ、いつ休んでもいいようなものである。
だが、このおばあさんには、
そんな味気ない考えは少しもなかったと思われる。
自分の茶店は、自分ひとりのものではない。
この茶店をあてにして、上がり下りする
多くの山越えの旅人たちのためにあるのである。
そのことを思えば、いつでもすぐにお茶が出せるように、
朝早くから店を開け、お茶の準備もしておかなければならない。
そうすれば、旅人もきっと安心し、喜ぶだろう。
そこに、何だか、儲けということを越えた、
いそいそとした姿が浮かび上がってくるのである。
商売の尊さと喜びは、
こんなところにあるのではなかろうか。
私たちのしごとについても、
このおばさんの姿から学ぶところが、
きわめて多いと思うのである。
***
最近、立派とされるホテルがメニュー表記と
異なった食品の提供して、問題になっていました。
そして、1億円超の返金と社長の辞任が決定しました。
記者会見の席上、「偽装ではなく誤表記」と繰り返したことも
引き金になっているそうです。
幸之助さんのお話をお聞きして強く思ったことですが、
仕事の喜びとして、報酬を頂くことは大変うれしいことです。
しかし、本当の喜びは、自分の本分を守り、
人の役に立つこと。
問題解決をしてあげられる自分に成長していくこと。
そういうところにあるということを忘れてはいけませんね!
「峠の茶屋」のおばあさんの心で