入塾ラッシュ

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今日の体重は 68.8kg でした。
過密スケジュールのため減量中
最近嬉しいことに入塾ラッシュとなっております。
みなさんの期待にこたえれる様に頑張りたいのですが、
現在いらっしゃる生徒さんの授業内容が希薄にならないようには注意しております。
さらに最近は自塾の見学が増えています。
先日は
朝日塾中高の校長先生
島根県の塾長
が、来られ
そして
8月は
静岡県の塾長
秋には
千葉県の塾長
が来られる予定です。
県外から来ていただくのですから
良いところをお見せしなくては!!
今日の良いお話は
劣等感の原因から目を背けないで、
それに立ち向かって努力するというところに
人々は感動する。
映画『英国王のスピーチ』はご覧になられましたか?
吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が
周囲の力を借りながら克服し 、
国民に愛される王になるまでを描く実話に基づく感動作です。
どなたも劣等感をお持ちだと思います。
劣等感を克服する方法には、
二通りパターンがあります。
一つは、劣等感を見つめて、
劣等感の原因を克服しようするか、
もしくは、劣等感を感じる精神的弱さや欠点を
克服していこうと努力するパターンです。
この場合は、その過程で様々な学びがあり、
たとえ、その原因が解決されなくても、
問題から逃げずに立ち向かっていく勇気によって、
劣等感自身は克服されていきます。
これは「英国王のスピーチ」のパターンで、
たいへん感動です!
もう一つは、よくあるパターンで、
劣等感の原因から目を背けて、
別の能力を高めることにより、
優越感を感じて乗り越えていくパターンです。
例えば、人間関係がうまくいかず、
いつも仲間外れにされている場合、
コミュニケーション能力を高める努力をすればいいのに、
ガリ勉をして優秀な成績を取ることで見返してやる!
みたいなことに努力するパターンです。
仕事で結果を出せないのを
他のことで見返そうとする感じですね!
このような努力は、たとえ報われたとしても、
優越感から人を見下す人間になってしまい、
結局は人から益々嫌われてしまうことになってしまいます。
劣等感から目を背け、劣等感から逃げ、別な能力でカバーしても、
優越感を持った嫌われ者になるだけで、
劣等感は消えず、常に影のように付きまとい、
ついには劣等感の塊みたいな人間になってしまいます。
劣等感を誤魔化すために能力を高めることは邪道で、
劣等感の克服は劣等感を見つめる以外に道はありません。
実際、劣等感をバネに大成功を収めた方は少なくありません。
松下幸之助氏は生前「成功の秘訣は何か?」と問われて、
・学問がなかったこと
・病弱だったこと
・家が貧乏だったこと
とおっしゃっています。
また、野口英世博士は、手が不自由だった劣等感をバネとして
勉学に励み、立派な学者になられました。
自分の劣等感を隠したり、誤魔化しても、
本当の力は生まれてこないように思います。
松下幸之助氏が
わしは貧乏で、学がなく、病気がちやった。
それが良かった。
何でやというと、貧乏やったから一生懸命働いた。
学がなかったから賢い人たちの衆知を集めるようになった。
病気がちやから人に任せるというやり方を覚えた。
だから良かった!と仰っています。
劣等感の原因と面と向かい、
正々堂々自分で自分の劣等感を克服した時、
はじめてそのことに感謝が生まれるのだと思います。
今日も正々堂々真正面から自分の劣等感と向き合い
努力して参りましょう!