面談最終日

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今日の体重は 68.4kg でした。
何とか維持
今日は面談最終日でした。
貴重な情報をゲットできて今後の授業に役立てたいです。
今回の面談は新記録が続出です
面談数・・・・66
最長時間・・・1時間40分
面談を忘れていたお母さんの数・・・・6人
よく喋りました・・・
今日の良いお話は
値の張るメイン料理をメニューに載せると、
たとえそれを注文する人がいなくても、
レストラン全体の収入が増える。
なぜ?
人は、メニューの中で一番高い料理は注文しなくても、
つぎに高い料理なら注文するからだ。
(ダン・アリエリー)
行動経済学者のダン・アリエリー教授(デューク大学)
が面白い実験をしました。
貴方はどちらを選択しますか?
A:ネット購読
(インターネットで読める)60$
B:雑誌購読
(印刷した雑誌が送られる)120$
C:ネット購読+雑誌購読
(ネットで読めて印刷した雑誌も送られる)120$
皆さんでしたら、どれを選びますか?
実験の結果は、
Aが16%
Bは0%
Cが84%だったそうです。
私もCを選びました。
次に彼は、すこし質問を変えて同じ実験をしました。
貴方はどちらを選択しますか?
A:ネット購読
(インターネットで読める)60$
B:ネット購読+雑誌購読
(ネットで読めて印刷した雑誌も送られる)120$
この場合、
Aが68%
Bが32%の結果となり、
驚くことに、答えが逆
ネット購読だけとネット購読+雑誌購読
が質問のしかたで逆の現象になってしまいました。
質問の違い?
絶対選択されない選択肢を省いただけで、
結果が真逆に!
これを心理学では、
「誘惑の罠」と呼ばれており、
絶対に選択されない選択肢は、
無駄ではなく、実は強力な誘導になるのです。
絶対に選択されない選択肢を
あえて入れることによって
結果を誘導できるという訳です。
例えば、旅行のプランで
Aコース
北海道3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)
Bコース
沖縄3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)
ですと、おおむね人気は半々に分かれます。
ここに絶対に選択されない選択肢を
入れて質問を変えてみましょう!
Aコース
北海道3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)
Bコース
北海道3泊4日の旅
(食事・飲み物は有料)
Cコース
沖縄3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)
結果は、
Aコース北海道3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)の人気が
Cコース沖縄3泊4日の旅
(食事・飲み物付き)
よりも多くなったそうです。
Bの選択肢は、一見無駄なように考えられますが
実は、Aを選択させる為の罠になっている訳です。
人間の心理は面白いですね!
自分の考え、自分の価値観で
選択していると思っていることでも
意外と質問者に誘導されているようです。
また、教授は、意志力は体力のように消耗する。
と言っています。
***
誘惑から逃れる決定を下すたび、
多少の努力が必要になる。
重量挙げを一度するようなものだ。
そして意志力は、くり返し使われるうちに
いつしか消耗してし まうのだ
何度も重量挙げをするようなものだ。
つまり、ありとあらゆる誘惑に対して、
一日じゅう「ノー」と言い続けると、
誘惑に抗う力が弱まっていく。
***
一杯やりませんか!
とか、
深夜のつまみ食いなど、
夜の誘惑に負けてしまうのは、
一日中真面目に頑張り、体力消耗と同じように
意志力も消耗してしまうからだそうです。
一日分の誘惑に抵抗した反動という訳です!
教授の実験でもわかるように
人間の意志の力や選択の力は、
一定ではありません。
常に変化しています。
心構えも毎日変化しています。
常に心の状態を最適なものにしておくためにも、
・目標の再確認や積極的自己宣言
・前向き積極的な人との交流
・積極的アイディアに触れること
・自分との約束を守る
など自己規律が欠かせませんね!