今日の体重は 75.4kg でした。
やはり体重計壊れてますね。確定です!!
今日は小学生が体験に来て下さいました。
算数と国語の授業に参加してくださいました。
ありがとうございます。
やはり国語は授業を受けている生徒さんと初めての生徒さんでは差が歴然とでてきますね。
今日は中3の授業でした。
まだまだヌルイ感じだったので喝を入れておきました。
学習に対する姿勢がとにかく緩い甘い・・・
具体的にするべきことを伝えておきました。
あとは本人がするかどうかですね・・・
今日の良いお話は
「あ!あ!わかった!」は、
『わかったつもり』のこと。
旧ソビエト連邦の女性心理学者ツァイガルニクは、
行きつけのカフェで、あることに気づきました。
カフェの店員が、たくさんの注文の品を
お客に出すまでは覚えているのに、
出したとたんに忘れてしまうのです。
ひょっとして、人は完了してしまったことよりも、
未完了なことのほうが記憶に残っているんではないかと考えました。
そこで、ツァイガルニクは、こんな実験を行いました。
被験者を2つのグループに分け、
それぞれ作業をさせました。
一方は完了するまでやってもらい、
もう一方は未完了の状態でやめてもらいました。
その後、それぞれのグループに作業内容を
どのくらい覚えているかをテストしたところ、
未完了のグループの方が、内容をよく覚えていることがわかりました。
また、未完了のグループに
「時間が余ったので好きなことをしてください」
と指示すると、未完了の作業の続きを始める人の割合が多かったそうです。
この実験は、後に心理学で『ツァイガルニク効果』と呼ばれ、
私たちは「わかっている」という状態を欲していて、
その状態になるまでは興味・関心が維持されるということです。
これは、脳の特性なのでしかたないのですが
このことを良く理解していないと
大変な過ちを犯してしまいます。
その恐ろしいこととは、どういう事かというと
「わかったつもり」になってしまうという事です。
実際にはできていないのに、
頭で理解したつもりになってしまう事で
全く上達しなくなってしまう事があります。
実際にクライアントの方とミーティングや
セミナーを重ね、続けていくうえで、
成果がピタッと止まってしまう事があります。
ここが問題だったのかぁーと
原因がわかったことで満足してしまい、
それを改善するところまで及びません。
気持ちは一時的にスッキリしますが
結果は残念ながら変わりません。
「わかった」というと脳は安定します。
しかし、「わかった」は「わかったつもり」のことで
実際にはなにもわかってはいません。
「わかったつもり」の状態に陥ると、
それは一応「わかった」状態なので
思考が停止してしまう訳です。
何でもそうですが
教えられたことを理解し、
無意識にできるようになるためには、
間を置いた反復を使って、
体に覚えこませるしか方法はありません。
しかし、脳は不安定が大嫌いですから、
はやく、わかって落ち着きたい訳です。
銀行に融資を申し込んで、
結果待ちの状態!
合格発表までの数日!
好きか嫌いかハッキリして(笑)!!
みたいな状態が脳は大嫌いですし、
脳の性能は極めて悪くなります。
だから、「わかった」と言いたい気持ちはよくわかりますが
ここが落とし穴になってしまう訳です。
「わからない」ことよりも
「わかったつもり」でいることの方がはるかに問題です。
「わかったつもり」より「わからない」の方がマシです。
マシというより効果的です。
「わかったつもり」より「わからない」と
言える勇気をもちましょう!
求めても、求めても、これで良しという事がないのが仕事です。
今「わかった」といっているのは「わかったつもり」
ということを認め、その居心地の悪い状態にじっと耐え、
本当に「わかる」まで、つまり「できる」ようになるまで
間を置いた反復を繰り返す。
納得して本当に「わかる」まで安易に
「わかった」とは言わない。
という意識が大切と思います。
私露無としては「わかったつもり」の生徒が多いのでメビウスを導入しました。
現代の生徒は上記のレベルよりずっと低いレベルの「わかったつもり」ですが
「思考が停止する」ことは確かです。
メビウス助かります・・・