今日の体重は 74.4kg 体脂肪率は 24.6% でした。
今日も学校訪問3校行ってきました。
その後、授業の準備をしようとしていたら・・・
身体のあちこちが痒くなってきた・・・
腕や足を見てみると水膨れのようなものが大量に発生!!
どこかで見たような・・・と思ったら、数年前になったアナフィラキシーショックの時と同じ症状
時間とともにどんどん酷くなっていく!!これも同じ症状
これはヤバい!!ということで早い時間帯の授業をスタッフに任せて病院に直行
で、次の授業までは帰れそうな時間には診察が終わったのですが会計まで45分!!
予想外の時間ロスで次の授業遅刻してしました。
とりあえず大事には至らず良かったのですが、
原因はハッキリわからず今後に不安を残す状態です。
今日教えてもらった良いお話は
《人生の目的は》
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司馬遼太郎『坂の上の雲』が大好きだ。
中でも1番は
弟の秋山真之が兄(秋山好古)の東京での下宿先に
転がり込んだときのワンシーン。
↓↓↓
真之は、部屋に入った。
(ざぶとんもないのか)
と、まわりを見まわした。
ざぶとんどころか
調度とか道具とかいったものはいっさいなく
部屋のすみに鍋が一つ、釜が一つ
それに茶わんが一つ置いてあり
それだけが兄の好古の家財らしかった。
毎日の食事も
ご飯とたくあんのみの極めて簡素なもので
真之を驚愕させる。
奇妙なことに
兄、好古は、茶碗を一つしかもっていなかった。
一つの茶碗に酒をつぎ
ぐっと飲むとその空茶碗を弟にわたす。
弟はそれでめしを食う。
そのあいだ
好古は待っている。
ときどき、
「早く食え」
と、せきたてた。
さすがにこれは「ない」と弟真之は感じるのだが
とにかく、徹底的に「不必要なモノは持たない」
というポリシーを兄は貫いていた。
そんな中
弟、真之が自身の人生に悩み
兄に次のように尋ねる。
「兄さん、うかがってもいいですか。」
「なんだ」
「人間というものはどう生きれば」
兄の好古はすぐに答えなかった。
自分の返答が弟の生涯に関わると思ったからだ。
思慮を重ね、やがて言った。
「おれは、単純であろうとしている。」
「人生や国家を複雑に考えていくことも大事だが
それは他人にまかせる。
それをせねばならぬ天分や職分をもったひとがあるだろう。
おれはそういう世界におらず
すでに軍人の道をえらんでしまっている。
軍人というのは
おのれと兵を強くしていざ戦いの場合、
この国家を敵国に勝たしめるのが職分だ。
負ければ軍人ではない。」
「だからいかにして勝つかということを考えてゆく。
その1点だけを考えるのがおれの人生だ。
それ以外のことは余事であり
余事というものを考えたりやったりすれば、
思慮がそのぶんだけ曇り、みだれる。」
好古はそう弁じ、
「だから茶碗は一つでええ」
という。
とにかく
貴重な気力を無駄にしない。
ゆえに
目的の沿わないことは
一切やらないという徹底した割り切りとこだわりだ。
兄、秋山好古は
男にとって必要なのは
「若いころにはなにをしようかということであり
老いては何をしたかということである」
というこのたったひとことだけを人生の目的としていた。
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