今日の体重は 73.4kg 体脂肪率は 24.1% でした。
今日は高校回りで「総社南高校(ジャミ)」に行ってきました。
普通科高校の中でもちょっと特殊?な感じでした。
勉強をガツガツする・・・わけではなく、
そこそこに頑張って高校生活もエンジョイしよう!!って感じでした。
そういう意味では私の生徒にもこの感じを望んでいる生徒がいます。
で、今日その生徒に会ったので話してみると結構気になる感じでした。
ちょっとこのエリアからは遠いですが良い学校だと思います。
岡山からの通学生は全体の34%くらいいるそうです。
詳細は11/12の説明会でお話します。
面白いお話ができそうです。楽しみにしていてください。
今日教えてもらった良いお話は
やれなかった。
やらなかった。
どっちかな
(相田みつを)
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1992年バルセロナ五輪
女子マラソン
京セラ所属の
山下佐知子が出場した。
前年の世界選手権東京大会で
銀メダルをとっていたので
金メダルが期待された。
結果は
有森裕子が銀メダルで
山下佐知子は4位に終わった。
試合前
京セラの稲盛和夫は山下に
「絶対に先頭集団について行け」
と言っていた。
レース後のインタビューで
山下が
「ついて行けなかった」
と語ったのを見て
稲盛は
「ついて行けなかったのではない
ついて行かなかったのだ」
と激怒した。
この背景には
旧財閥系の企業が終戦と共に
再スタートしたのに対し
京セラは10年遅れのスタート。
全力で先頭集団を走っている
旧財閥系の企業を追いかけ
追いついたことにある。
マラソンの専門家は
「最初から全力で走ったのでは
バテてしまう」と言うかもしれない。
しかし
それではいつまで経っても
先頭集団の仲間入りができないのだと
稲盛は激怒した。
全力で走って
ついて行けなかったのであれば
順位が何位になってしまっても
それは仕方がない。
でも
先頭について行く覚悟がなければ
潜在能力は開発されないのだ。
このことは
日常の仕事・人生においても
同じ事が言えると思う。
「やらなかったのか」
「やれなかったのか」
は重要な問題だ。
その後
山下が退社を告げた時稲盛に怒鳴られた。
「オマエは目標が小さいんだ!」
「オマエはグローバルな目標を
持たないからダメなんだ」
とカミナリが炸裂した。
その時山下は
鳥取の田舎から出てきて世界陸上で
銀メダルを取り五輪でも4位に入った。
なのに
なぜこんなに怒られなくちゃならないのか。
と思ったという。
その後
指導者としてベルリン世界陸上
女子マラソン銀メダリスト
尾崎好美を育てた山下は
こう語っていた。
当時は分からなかったことが
今は分かるんです。
稲盛さんが常におっしゃっていた
「グローバルな視点」
という言葉の意味が・・・。
「やれなかった」
言い訳を考えるか
「やらなかった」
自分の心の問題と考えるか
ここが人生の大きな分かれ道だ。
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