TOP » 成り行き経営

成り行き経営

 |  |  | 0

今日の体重は 71.9kg  体脂肪率は 23.2%  でした。

 

最近入塾の問い合わせがチラホラある・・・嬉しいです(笑)

しかし、この時期は夏期講習をしているので体験授業を入れるコマが無くて困る。

昨日は中学2年生

今日は小学5年生

明日は中学2年生

電話連絡中の中学2年生

以外に多い

そういえば先日も小学6年生が入塾してくれた。

減ってるようでそうでもない感じで運営できている・・・

今年もツユム塾らしい「成り行き経営」ですね(笑)

 

 

 

今日教えてもらった良いお話は

 

「動機善なりや、私心なかりしか」
大きな夢を描き
それを実現しようとするとき
「動機善なりや」ということを
自らに問わなければなりません。
自問自答して
自分の動機の善悪を判断するのです。
善とは
普遍的に良きことであり
普遍的とは誰から見ても
そうだということです。
自分の利益や都合、格好など
というものでなく
自他ともにその動機が
受け入れられるもので
なければなりません。
また
仕事を進めていく上では
「私心なかりしか」という
問いかけが必要です。
自分の心、自己中心的な発想で
仕事を進めていないかを
点検しなければなりません。
動機が善であり
私心がなければ結果は
問う必要はありません。
必ず成功するのです。
(稲盛和夫)
———-
2010年
戦後最大の負債額を抱えて経営破綻した
日本航空(JAL)。
誰もが不可能と断じたその再建を引き受け
見事に成し遂げたのが稲盛和夫さん。
奇跡のV字回復に
成功した最大の理由とは
何だったのか。
その根本が
「動機善なりや、私心なかりしか」
である。
稲盛氏は
JALを社員の意識の高さにおいて
「世界一にする」と述べ
社員の意識改革を第一に考えた。
かつてのJALは役所と同じ。
東大をはじめ一流大学を出た
幹部10名くらいで構成される
企画部というところがあり
そこが
すべての経営方針を決めて
あらゆる指示を出していた。
稲盛氏は
企画部を廃止して
現場で働いたことのある人たちを
幹部に引き上げ勉強会を立ち上げた。
学歴、キャリアの関係なく
将来性のある人間52名を選抜し
ほぼ毎日
1回1時間、稲盛氏が講義し
懇親会を行った。
この勉強会で
稲盛氏が語り掛けたことは
「動機善なりや、私心なかりしか」
の話だった。
「何百回でも同じ話を繰り返せる人でした」
と当時社長を任さられた植木氏は語っている。
「世の為人の為に行動せよ」
「うそを言うな」
「他人を騙すな」
と稲盛氏は人間として
どうあるべきかを
こんこんと話をした。
それを聴いている幹部は
それくらいの幼稚なことは
分かっています。
単なる道徳じゃないですか
という顔をしている。
それを見て稲盛氏は
知ってはいるかもしれないけど
それを身につけて実行なんかしていないでしょ
だから
皆さんには
人間味が無いんですよ
ということを
何百回も繰り返した。
社員の意識改革を担当した
元専務の大田氏は
稲盛氏から
「参加者の人物をよく見ておいてくれ」
と言われ
「どのような人にJALの将来を託すべきか
君の評価基準はなんだ?」
と訊かれ
その問いに
大田氏は
「JALのことを一番愛していて
真面目で一所懸命で明るい人です」
と答えたら
「それでいい」
と稲盛氏に言われたという。
稲盛氏は
そういうことを積み重ねながら
半年で幹部全員の意識をガラッと
変えてしまった。
幹部一人ひとりの
経営者意識が高まったことが
JAL再建の1番の成功の要因と
言われている。
「動機善なりや、私心なかりしか」
常に自分に問うて行動する。
———–