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これから求められる「数学力」

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2045年には、人工知能(AI)が人間ンお脳を超えるシンギュラリティに達すると言われています。

予想困難な道の時代を生き抜く力をつけるためには、算数・数学の学びで「思考力」を高めることが必要です。

今年1月の大学入試共通テストでは数学の平均点が20点位下がったことに注目が集まりました。

身近な事象を数学的な解法に落としこむ高度な思考力・応用力が試された点には注目したいです。

もう一つ気になったのは、「主体的・対話的で深い学び」という学習指導要領も目標を反映させた出題傾向です。

これにより一問一答の問題や、暗記した知識を再生させるような問題は大幅に減っています。

人工知能がどんどん活用される時代に人間ならではの能力を発揮して生き抜くためには

「数学の本質的な考え方を深く理解して応用する力」が必要です。

人間の得意な「物事の意味を理解し応用すること、自分なりに思考・判断して意思決定すること、新しいアイデアを想像すること」です。

つまり、AIを良きパートナーとして共存していくには、「算数・数学の学びで、定理や公式や解法が成り立つまでのプロセスを理解すること」が非常に大切なのです。

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