今日の体重は 72.4kg でした。
体脂肪率は 23.2%
今日は土曜日
中3生の受験対策クラスのある日です。
理科や社会は用語のチェックテストがあるんです。
覚えるのが苦手な生徒さんは本当に時間がかかります。
ってか、家で覚えてきません。
しかし、回数を重ねていくとドンドン記憶するのが速くなってきました。
覚えるのが上手になってきたんですね!!
最初は時間がかかるが、その時に一緒に頑張るのが塾の仕事ですね。
覚えるのは本人の頑張りなので、頑張ってもらいましょう!!
お付き合いします(笑)
今日の良いお話は
1953年、本田宗一郎さんは、当時のお金で4億円もする機械をアメリカから購入しました。
その頃の大卒の初任給が1万円前後、ホンダの資本金が600万の時に・・・。
どれだけ高価なものだったのかわかりますよね。
当然、社員は大反対!失敗したら一発で倒産ですから。
それでも本田宗一郎は購入を決めます。
その理由が
「この機械は日本に必要だ。将来、日本が発展するために。
会社はつぶれるかもしれないが、機械そのものは日本に残る。
それは必ず日本の産業界に絶対に必要だ」
と言って購入したんだそうです。
「目的」が「日本のため」なんです。
スケールが違いますね!
ところが、その機械を社員が壊してしまいます。
社員は、事の重大さを知っていますから、
取り返しのつかない大変なことをしてしまったと
大反省して、本田さんのところに報告に行くと
「社長、すいません。機械、壊してしまいました」
そしたら、本田さんが
「ケガはないか」って
「社長、4億の機械を壊したんです」
というと
「うん。ケガはないか」
「いや、社長、4億の機械を壊したんです」
「うん。だから、ケガはないか」
社員は社長に事実が伝わっていないと思って、
再度「4億もする機械を壊してしまったんです」
すると本田さんは、
「機械が壊れたのは分った。それで、お前に怪我はないのか」と。
「ケガはありません」
「それは良かった」
と嬉しい顔をしたそうです。
一代でホンダを世界の自動車メーカーにされた方ですので、
この話は本当に本当なんだと思います。
本田さんは、常々
「自分が悩んだことのない人は、
まず人を動かすことはできない。
拝む心がなければ人は動かない。」
とおっしゃっていました。
「拝む心」というのが印象的ですね!
間違いなく一流の経営者は一流の人格者です。
本田さんのような真っ直ぐな姿勢を羨ましく思います。
どんな苦境も跳ね除ける精神力と、
周りを明るく牽引するリーダーシップは、
戦後の焼け野原を経験された一人の男が
自分の仕事を通じて、日本を、社会を良くしたいという
真っ直ぐな情熱から来るものだと思います。
1991年8月5日
戒名をもたず、俗名「本田宗一郎」のまま。
全国6か所で「お礼の会」が催されましたが葬儀はなし。
「自動車を作っている者が大袈裟な葬式を出して交通渋滞を起こすような
愚は避けたい。もうすぐお迎えが来るが、何もするな」
との、固い遺志であったそうです。
その代わり、新聞に出してほしいということで、
今にも語りかけて来そうな本田さんの顔写真と原文がこれです。
「皆様のおかげで 幸せな人生でした どうもありがとう 本田 宗一郎」
(故人の意志で、葬式・お通夜・弔電・献花一切なし)
最後に私の好きな本田さんの言葉を
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幸福なんて、
そうそう、
棚からボタ餅みたいに・・
容易に手に入るものではない。
自分のこの手で、この頭脳で、この身体で
かちとったものが 自分の幸福なんだ。
(本田 宗一郎)
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