今日の体重は 72.2kg でした。
これが標準体重?
今日は大阪から速読の本部からスタッフの方が来られました。
何をするためか?・・・打合せです。
4月19日に東京で、26日に大阪で速読の研修会があるんです。
そこで私がパネラーとして出演し、他塾の先生方に速読についてお話することになったんです。
で、その内容の打合せなんです。
私は無責任なところでは良く喋るのですが、責任のあるところではあまり喋らなんです。
今回は100名~200名の先生方の前でおしゃべりをしなくてはならないのです・・・
今から緊張します・・・
とりあえず、出来るかぎりの準備をして少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張ります。
今日の良いお話は
別に立身出世の秘訣はござらぬ。
ただもう、その分を案じて懸命に努力したまででござる。
過去を追わず、未来を憂えず、
その日のことを一生懸命やったまででござる。
(豊臣秀吉)
帝王学に、「一時一事」という原則があります。
文字通り、一時に二つ以上のことを考えたり、
仕事をしないようにということです。
マナーの世界でも、歩きなからお辞儀をしたり、
挨拶をしながらドアを開けたりする
「ながら動作」はタブーとされています。
また、人間の心も、書くときには書く、
聞くときには聞くという 「一時一事」の原則を
徹底して貫くことが、心の力を強くするといわれています。
人間には、顕在意識(自分で把握できる意識)
と潜在意識(無意識)があります。
そして、どんな優秀な人でも、
顕在意識で同時に二つのことを考えることはできません。
例えば、100+32+11と100+32+21を一問ずつ解くのは簡単です。
143と153で10秒もかかりません。
しかし、同時に計算して同時に答えを出せ!
と言われたらどうでしょう?
・・・・・
少しパニクッてしまいますね!
顕在意識で同時2つ以上のことを考えることは、
それだけ難しいことです。
そこで、大切な心の使い方が「一時に一事」です。
新人の方に、三つの雑用を教える場合
三つの仕事を一気に教えるより、
一つずつ指示し、一つ終えるごとに
次のひとつを教えてあげる方が、
習得のスピードが早まります。
意識して一時に一事を繰り返していくと…
だんだん慣れてくるにつれ、
無意識、つまり潜在意識でできることが増えてきます。
潜在意識でできれば、並行処理も上手になり、
「一時に二事」「一時に三事」もこなせるようになります。
車の運転が携帯電話をしながらでもできるのと同じです
(危険ですのでおやめ下さい)
最後に松下幸之助氏の
千の悩みの一つの悩みというお話を・・・
***
私は、今までの経験でいろいろのことがありました。
五つも六つも問題が一度に起こったこともあります。
しかし、一つの悩みも十の悩みも結論は一緒やなあということに、
私は感づいたのです。
結局、いちばん大きな悩みに取り組むことによって、
他のものはみな、要するに第二、第三になってしまう。
十も二十も三十も悩みがあっては、もうとてもやっていけない。
けれども、結局、人間というものはいちばん大きな悩みだけしか悩まない。
あとは解消するわけではないが、それはあまり心配ない、というようなものです。
また、一つの悩みをもつということは非常に大事だと思います。
一つ何か気にかかるものがなくてはならないと思うのです。
それあるがために大きな過ちがないと思うのであります。
何の悩みもなく、喜びのままにやっていくということは、
これは人生じゃありません。
それは夢のようなものである、というようなことも考えて、
私は自分で自分を慰めてきたこともございます。