TOP » ついに決断

ついに決断

 |  |  | 0

今日の体重は 72.4kg でした。
変化なし
今日はついに決断しました。
何を?って?
1週間ほど前に頂いた「塾を買いませんか?」というお誘いです。
正直、男として生まれたからには男の野望として店舗展開は大変魅力的でした。
が、お断りしました。
その理由は・・・
4店舗も増えて運営をする自信がないこと。
スタッフも乗り気でないこと
今の仕事量でも消化できていない事務仕事があること
さらに家族と一緒の時間が減ってしまうこと
そんなことで悩みながら昨日小学生4名と算数の授業を楽しくしている時
「もし、買ったらこんな楽しい授業時間は無くなってしまうんだろうなー
帳面と数字と向き合う時間が増えて、授業を楽しむ余裕もなくなるんだろーなー
なら、買うのやめよう」
って、その瞬間に決断できました。
いろんなことを考えながら悩んだり、他の方に相談したのに
決めたのは授業中とは・・・
これからも楽しい塾のスタイルで頑張ります。
みなさんよろしくお願いいたします
今日の良いお話は
私は自分のことを
「成功者」ではなく「成長者」だと思っている。
前者は成功すれば終わってしまうが、
後者は成長している限り永遠だ。
(中井政嗣[千房創業者])
2015年01月22日
日経新聞(私の履歴書)に
王貞治 現役引退時の心境が載っていました。
***
(前略)
「口はばったいようですが、
王貞治としてのバッティングができなくなったので」。
1980年11月4日、現役引退を発表した。
シーズン終了が10月20日だったから、ずいぶん遅かった。
それまでの2週間、いろいろあったのだ。」
「悔いが残るとすれば、世界新といわれた756号を打った以後の自分に対してだ。
普通の人の人生が仕事、家庭、趣味と360度広がっているものとすれば、
私の人生は野球オンリー。角度でいうと90度ほどに限定されていた。
家庭は妻に任せっきり。自分の世界に閉じこもって打ってきた。
それが一変、急に世間が広がり、外との付き合いが増えた。
「756」を世界記録だとも思っていないが、
それでも一種の達成感に侵されていたのだろう。
打席に以前ほどの執着心がなくなり、左方向にも打つようになった。
狭い一、二塁間でも抜いてやる、という気持ちが薄れ、
応用編だけで打っていた。
「自分にはこれしかない」と心に決めていた人間が
小器用になったらおしまいだ。
この先、私の記録に迫り、追い越す人が出てくるかもしれないが、
問題はそのあとと言っておきたい。」
***
「悔いが残るとすれば、
世界新といわれた756号を打った以後の自分に対してだ。」
というところが大変興味深いところです。
1976年にアーロンが引退し、
王さんの目標はアーロンの世界記録755本に定まりました。
そして新記録の756号まであと40本で迎えた1977年
メジャーリーグ記録を抜く756号を9月に達成し世界の王になりました。
このシーズンは更に10本上積みし、リーグ最高、
自身3度目となる50本塁打を達成しています。
問題は、それからだった訳です。
目標を達成してから、1980年に引退するまでの日々が
王さんにとって、悔いの残る日々だったと・・・。
つまり、無目標状態だったということですね!
打席に対する執着心が無くなり、
一塁側にしか打たなかったのが
流し打ちをしたり・・・
「この先、私の記録に迫り、追い越す人が出てくるかもしれないが、
問題はそのあとと言っておきたい。」
という言葉に集約されていると思いますが
目標が無くなると同じ人間でも、
まったく違ってくるということですね!
目標の再設定がいかに大切で、
いかに難しいかということが
語られている言葉だと感じました。
成功は、到達する事ではなく、成長し続けること!
人生成功の鍵は目標設定にあり!