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良いお話だけ

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今日は良いお話だけです
四十歳を過ぎると自分の習慣と結婚してしまう。
はじめは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る。
アメリカ建国の父と称される政治家
ベンジャミン・フランクリンは、
人生成功で良い習慣を身につけるには、
どうしたらいいか考えた末、
とてもいい方法を発見します。
まず、身につけたい良い習慣を13個挙げ、
毎週ひとつの教訓だけ取り組み、
次の週は又次の教訓に、
そして、できたかどうか表に記録し、
それを1年で4回繰り返すという方法です。
1年間は52週間ですので、13の教訓を
1週間ずつ実行すれば、年4回のローテーションとなります。
例えば、今週は、節制の順番だとしたら、
ほかの教訓のことはいったん忘れて、
とにかく「節制」に反する行為は、
どんな小さいことでもこれを避けることを徹底します。
そのうえで、毎晩その日一日を振り返り、
表に記入し、その日に節制できなかったことを反省する。
この時、「節制」以外でできていないことがあっても
とりあえずはよいことにします。
こうして1週間連続で「節制」の欄に○印が付いていれば、
この教訓は習慣化されつつある。もしくは、
習慣が強化されたとみなすことができるという訳です。
フランクリンは、このやり方で
1つずつ良い習慣を身につけていき、
13週間で一通りの習慣をカバーし、
これを年に4回繰り返して、
習慣を強化していったそうです。
しかし、フランクリン程の人でも、
実際には困難だったようで、
次のように告白している。
***
私は自分が心から願った道徳的完成の域に達することはもちろん、
その近くに至ることさえできなかった。
でも、努力したおかげで、人間もよくなり幸福にもなった。
***
ちょっとホッとしますね!
そこで、習慣化のポイントは、
次の二つです。
・良い習慣を身につけるには、
細かく分解して少しずつ反復して取り組むこと。
・完璧を目指すより、近づき続けることに
重きを置くこと。
ちなみに身につけたい良い習慣としてフランクリンが挙げた
「フランクリンの十三徳」は次のとおりです。
1.節制
頭や体が鈍くなるほど食べないこと。
はめをはずすほどお酒を飲まないこと。
2.沈黙
他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。
よけいな無駄話はしないこと。
3.規律
自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。
仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。
4.決断
なすべきことをやろうと決心すること。
決心したことは、必ずやり遂げること。
5.節約
他人や自分に役立つことにのみお金を使うこと。
すなわち無駄遣いはしないこと。
6.勤勉
時間を無駄にしないこと。
いつも有益なことに時間を使うこと。
無益な行動をすべてやめること。
7.誠実
だまして人に害を与えないこと。
清く正しく思考すること。
口にする言葉も、また同じ。
8.正義
不正なことを行い、あるいは、自分の義務であることをやらないで、
他人に損害を与えないこと。
9.中庸
何事も極端でないこと。
たとえ相手に不正を受け激怒するに値すると思っても、
がまんしたほうがよいときはがまんすること。
10.清潔
身体、衣服、住居を不潔にしないこと。
11.冷静
つまらないこと、ありがちな事故、
避けられない事故などに心を取り乱さないこと。
12.純潔
性的営みは、健康のためか、子供を作るためにのみすること。
性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、
信用をなくしたりしないこと。
13.謙譲
イエスおよびソクラテスを見習うこと。
皆さんも、自分独自の習慣、もしくは、
この「13徳」に取り組んでみませんか?
私露無は40です。習慣と結婚してきたのですね・・・
納得いきます。